子供の頃は絵を描くのが好きな子供でした。
幼少期には電車の絵ばかり描いていました。
小学校の低学年の頃だったと記憶しているのですが、父の転勤で広島県福山市に住んでいた私は学校の図工の授業で尾道市の千光寺公園に写生に出かけたときに友達はみんな向かい側に見える造船所の船を大きく描いたりしていたのに私は眼下を通る山陽本線を列車が通過してゆく様子を描くような子供でした。
図工の先生に
「写生なんだからあっという間に通り過ぎる電車を描くんじゃなくてみんなのようにあの大きな船を描きなさい」
なんて注意されましたっけ…。
大人になってから絵を描くことはほとんどしなくなってしまいましたが、今はスマホやコンパクトデジカメなんて便利なものがあるので手軽に好きな風景を撮影できるのがいいですね。普段の私の記事にアップしている画像や動画が現在の私の絵心だと言っていいでしょうか…。
福山から離れてまもなく半世紀…現在の私は普段居住している東京と自分の家がある信越国境近辺が主な徘徊エリア…手軽に出かけられる北関東方面や信州・越後の画像ばかりです。美しい画像をアップされているみなさんの腕前には足元にも及びませんが、それでも気に入っている画像もあったりして自己満足に浸っています。
少年時代に現在のようにスマホなんて便利なものがあったら…きっと山陽本線黄金時代の特急列車や急行列車、そして当たり前だった80系の普通列車を撮りまくっていたかもしれませんね。当時はもちろん自分のカメラなんて持っていなかったし、小学６年生のときに父方の祖父の形見の古いカメラを祖母から貰ったけれど少ない小遣いではフイルムの現像代なんて手軽に捻出できませんでしたから…。
それにしても便利になりました。デジカメやスマホで手軽に撮影してその場で結果を見ることが出来るし、帰宅してパソコンに取り込んだり印刷できたりするのですから…。
