前回記事の「時には後追いで…」でアップした画像を撮影した帰路で久しぶりにえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン二本木駅に立ち寄ってみました。
    二本木駅(新潟県上越市中郷区)は妙高はねうまラインの前身である国鉄~JR東日本信越本線が明治44年(1911年)に官営鉄道として開業する前年に竣工、現在も当時の駅舎が現存する駅です。
    頸城(くびき)平野から長野県境の信越国境へと続く勾配に位置する駅であるため昔の蒸気機関車が列車を牽引していた時代にはスイッチバックする必要がありました。
    電化されて列車が電車化されてスイッチバックする必要がなくなって隣の関山駅をはじめ信越本線のスイッチバック駅が普通の駅に変わっても二本木駅には隣接する日本曹達株式会社の工場への貨物輸送があったため貨物列車がスイッチバックする必要があってスイッチバック方式が残されました。
    現在では工場の貨物輸送もトラック輸送に切り替わって貨物列車の乗り入れも無くなりましたが、スイッチバック方式は残されており、新潟県に現存する唯一のスイッチバック駅となっています。



   このランプ小屋も開業以来の貴重な建造物です。


    秋も深まり除雪車の試運転も行われるのでしょうか…重厚な姿を見ることができました。




    妙高高原行の列車が直江津方面からやってきてスイッチバックのため一旦引き込み線に入ります。







    うまく行けば妙高高原からやってきた列車とスイッチバックしてきた列車が並走するところを見られると思って待っていましたが、タイミングはよくなかったです。
    次回へと続きます。


今年もあとわずか。残り2か月の抱負をどうぞ!

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