日没が早くなってきていいなと思うところは?
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秋が深まってくると日没が早くなるわけですが、なぜかBill Evansのアルバムを聴きたくなるのがこの季節の私です。それも東京にいるときではなく長野の家にいるとき…。
長野といっても市内ではなく新潟県境の町で天気予報など長野県北部の予報より新潟県上越地域の予報を気にするような場所です。高原地帯ですから朝晩の気温はこれからグンと低くなって夜はそろそろストーブの出番かな…と。
昼間に見た風に落葉が踊る様子、ちょっと山あいに入ると木の実が落ちる「パチッ」という音がそこそこから聞こえ、夜の国道の街路灯にライトアップされた紅葉…その風景の余韻が脳裏に残る状態で晩酌をしつつパソコンやスマホに取り込んだ好きなCDをイヤホンで聴く時間が好きです。特にピアノトリオの曲がそんな時間によく合う…。
そんなことを述べておきながら今回は別のアーティストのアルバムの話…。
以前にも何度か記事で触れたことがあるブラジルのポップミュージック(MPB)を代表するアーティストIvan Linsのアルバムを久しぶりに引っ張り出して聴いてみました。

彼の曲の作風やコード進行には好きな曲が多く、今までに買い集めたCDの数は結構な数になるのですが、その中でも気に入っているのが2012年のアルバム「AMORAGIO」。
アルバム全体を通して好きなのですが、アルバムの最後に収められているアルバムタイトルともなっているAMORAGIOという曲は彼の曲としてはちょっと異色の部類に入る…Ivan Linsらしくない作風という気もするのだけれど気に入っています。
複数のアコースティックギターに深みのあるコントラバスの音色に乗せてIvan LinsとTatiana Parraのデュエット…単調なようでいつまでも耳に残るこの曲は「なぜ?」と訊かれても説明に困るけれど好きなのです。

さて、天気予報も良さそうだし鉄道同様150年を迎えた東京国立博物館にでも久しぶりに行ってみようかな…。