勝田駅を発車します。
 勝田駅で乗務員が交代しました。

 勝田駅では乗務員交代が行われるほか、常磐線の原ノ町以南、水戸線、東北本線の黒磯~新白河間を走る列車の車両基地である勝田車両センターがある常磐線の中枢部といえます。

 私が乗車している特急「ひたち」「ときわ」で使用されているE657系も全車両が勝田車両センター所属です。

 ひとつ手前の水戸駅で多くの乗客が下車して通路を隔てた反対側(左側)の座席が空席となったので、そちらにスマホを向けて勝田車両センターを横目に通過する車窓の様子を撮影しました。
 勝田駅以北では特急列車が一部停車する駅が点在するようになります。東海・大甕・常陸多賀・日立・磯原・勿来・泉・湯本・いわき…3往復しか運転されていない仙台直通列車はともかく、運転本数が多いいわき駅以南ではこれらの駅に千鳥停車(列車により停車駅が振り分けられている)している状態です。特急列車が全く停まらない駅の方が少ないんじゃないかと思うほどです。
 水戸~いわき間だと国鉄時代の特急「ひたち」が停車していた駅は日立駅と湯本駅くらいなもので、あとは急行列車停車駅でした。現在では勝田駅にもすべての列車が停車します。


 JR東日本常磐線は茨城県や福島県、宮城県の大平洋沿岸部を走る路線というイメージが強いですが、海が見える区間は意外に少なく、海岸線に沿って走る区間は皆無です。とくに上野駅から勝田駅までは内陸部を通っており、車窓に大平洋が広がる風景というのは期待できません。また、以前は多少離れていてもうみが見えていたところでも東日本大震災における巨大津波に見舞われた一帯でもあり、かなり高い防波堤が築かれているので見えなくなってしまっています。

 日立駅付近にて。

 日立駅は以前の駅舎に比べて見違えるような明るいガラス張りの橋上駅舎に変わり、中央口と海岸口を結ぶ開放的な連絡通路から突き出るように造られている駅カフェでは眼下に広がる大平洋の大海原を眺めながらコーヒーや軽食を楽しむことができるようになっています。
 今回は仙台まで乗車するのが目的ですからもちろん立ち寄れないので昨年の早春の頃に訪れたときの画像と動画を貼り付けておきます。






 海岸口のデッキ部分であれば波の音も聞こえるので日立駅で下車したときには立ち寄られてはいかがでしょうか?


 次回は茨城県北部から福島県境へと進みます。




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