「父上❗今日は『暑中見舞の日』ですな。父上は暑中見舞を書かぬのですか?」
「書かぬ。どうも面倒でのう…」

「父上の妖術を以てすればたちどころに書けてしまうと思われ召すが…」

「ばかものムカムカ己が楽を得んがために術を使おうとするならその能力が失われてしまうのじゃ❗」

「はっ…このようなことを思いつくとは迂闊なことでございました」

「わかればよい。とはいえ、民衆に『涼を与えてやりたい』とか『炎天下で労働する姿に見舞いの気持ちを伝えたい』というそなたの心はこの父も理解せぬわけではない」

「はっ…」

「よし、ここはわしの術を使って民衆に涼しくなるような画像を届けてやろう」

「かたじけのうございます」

「むぉ
「むんッ❗」





「どうじゃ?」

「これなら里の民もきっと喜びましょう❗」

「ふふふ…まだまだあるぞ❗」

「むんッ❗」






「わたくしも早く父上のように術を駆使できるように修行に励みます❗」

「うわ~はっはっはっ❗」

「それにしても父上…」

「なんじゃ?」

「あまりにも極端すぎませぬか?」

「むむう…

「ま、前が見えませぬ…ガーン





最近、暑中見舞い書いたことある?

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 書いていません…というより書いたことがないのは何故なのか自分でも謎です。年賀状は書いているのに…。