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 里の雪は消えて田圃に水が張られて雪国の遅い春は去っていよいよ初夏の訪れです。
 まだそれほど多くの蛙の声は聞こえないけれど、若々しさを感じる声を搔き消すように列車が通過していきます。

 少しだけ季節が流れると列車の音さえ聞こえぬほどの大合唱に、少年時代の寝苦しい夜を思い出しました。
 今では子供部屋にだってエアコンがあるのが当たり前の時代ですが、私が少年の頃はどの家にもクーラーがあったわけじゃない…窓を開け放って網戸だけだったわけですから隣の家の親父の雷が聞こえてきたり、我が家からも外に響き渡ったりしていました。
 だから蛙の合唱を聞くと当時のことがいろいろ思い出されてきます。思えば良き昭和の時代だったのかもしれません。