JR東日本常磐線「ひたち14号」は南千住駅を通過しました。北千住~南千住間の隅田川を渡って列車は足立区から荒川区に入っています。
 南千住駅を通過中。向こうには東京メトロ日比谷線南千住駅
 日比谷線をゆく東武鉄道から乗り入れの70000型車両。
日比谷線は南千住駅から地下へ潜っていきます。


 南千住駅を通過すると隅田川貨物ターミナルからの線路が並んでおり、やがて1本にまとまります。
 私が成人した頃までは時刻表の各主要幹線のページの最後のページのところには「荷物列車」の時刻が掲載されていました。東海道本線を下って東海・近畿・中国・九州方面は汐留発、東北・上信越・北陸・中央本線方面は隅田川発となっていました。
 当時の東京の二大旅客ターミナルであった東京駅は南の玄関口、上野駅は北の玄関口でしたが、荷物列車においては南の玄関口は汐留駅、北の玄関口は隅田川駅でした。

 隅田川貨物ターミナルからの線路はそのまま並行して次の三河島駅から分岐して東北本線の田端駅方向へ向かいます。


 日光街道。

 明治通り。

 国道4号線日光街道を跨いで列車は加速、斜めに交差する明治通りを跨ぐと上野駅到着が近いことを知らせる車内放送が始まります。


 尾竹橋通りを跨ぐと三河島駅通過です。鉄橋を渡っているような轟音を響かせている部分が三河島駅を通過しているところです。

 尾竹橋通り。


 三河島駅を通過して左へ急カーブして尾久橋通りと日暮里・舎人ライナーと交差します。

 再び京成電鉄と交差して日暮里駅を通過します。

 京成電鉄日暮里駅。

 日暮里駅を通過すると三たび京成電鉄と交差します。その後京成電鉄は地下へ潜って京成上野駅へと至ります。

 いよいよ下車する上野駅に近づいてきました。