「父ちゃん、今回は早めに答え合わせをすることにしよう❗」
「ずいぶん気まぐれなんだな」

ホームの向こうにスキー場のゲレンデが広がっています。

こちらは駅前通り。隣のえきから歩いてやってくると画像奥の突き当たりから曲がってくることになります。

隣の駅とはJR東日本上越線土樽駅。関東から列車でやってくると新清水トンネルを抜けて群馬県から新潟県に入って最初の駅です。
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」
のくだりで有名な小説の舞台であると伝えられる旧土樽信号場です。
隣の駅といっても道なき道を進んで上越国境を越えて群馬県側の土合駅に歩いていったわけではありません。新潟県側をさらに先の駅へ歩いたのです。

上越新幹線開業前までは多くの優等列車が東京の上野駅から新潟や北陸・庄内・秋田・青森へと通過していた撮影名所。
ここを通過していた数々の優等列車のうち人気の的は最後の181系特急「とき」、そして京都の向日町運転所(当時)に所属する直流/交流60Hz用の481系を意味する赤スカートの485系特急「はくたか」(のちに金沢運転所に担当配置区が変わり、489系での運転となりました)といったところでしょうか…。どちらも現在は新幹線の列車名となっています。

上越線から新潟地区の115系が撤退して久しくなりました。現在ではこの光景は見られません。新型車両のE129系が怒涛の勢いで115系を上越線から駆逐してしまいました。

「というわけで、今回の正解は越後中里駅でした。みなさん、正解できたかえ?」