ホームに学生さん専用の自習室。

 今年の春に3・4番線ホームに新しく設置されたもので、新しい机と椅子が並んでいました。平日とはいえ、データイムだったせいか学生さんの姿はありませんでした。
 1番線は行き止まりですが、2~6番線ホームの線路は3方向(東側1方向、西側2方向)へと延びており、各方面の列車が発着します。基本的にはこの2~6番線に3社の列車がやってきます。
 1・2番線ホームは一番海側にあるためか、風除けが設置されています。冬の北西の季節風による風雪を防ぐためでしょう。
 1番線の行き止まり部分。このホームに発着するのは基本的に1方向の列車のみです。
 この駅の跨線橋からスマホをズームにして眺めるのはこの地域の代表的な山である妙高山

 出題した画像はこれを鉄道会社のキャラクターや駅名が写らないように拡大したものです。
 東京や大阪などの大都会と違って地方の都心では列車の運転感覚も長いから乗り換えの接続が悪いときには学生さんにとってありがたいでしょう。
 この駅はいまでこそ第三セクター鉄道の管理となっている駅ですが、日本海縦貫線における要衝として国鉄~JR時代を通じて地域の主要駅として君臨し続けてきました。
 この駅からは3方向に線路が延びており、西は富山方面、東は新潟方面、南は長野方面です。
 新潟方面と長野方面は信越本線、富山方面は北陸本線でした。
 国鉄時代にはこの駅を含む信越本線が新潟鉄道管理局、北陸本線が金沢鉄道管理局であり、国鉄分割民営化により新潟鉄道管理局はJR東日本に、金沢鉄道管理局はJR西日本に継承されました。

 特急・急行といった優等列車は東京の上野駅からからこの駅止まりの列車が多く運転され、一部は北陸本線を金沢や福井まで、そして大阪方面からは新潟や青森、そして青函トンネル完成により津軽海峡線開業で札幌までの列車が通り、数は少なかったものの長野方面から新潟へ直通する列車も走っていました。

 しかし、ローカル列車はほとんどの列車がこの駅折り返しで、富山方面と新潟方面と長野方面それぞれを直通する列車は皆無でした。
 行き止まりとなる1番線は富山方面の列車の折り返しが主に使用します。
 富山方面への旧北陸本線はえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン、長野方面への旧信越本線はえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン、新潟方面へはJR東日本信越本線となっています。



 直江津駅はえちごトキめき鉄道JR東日本の他に北越急行の列車が乗り入れます。

 駅構内東側にはえちごトキめき鉄道の車両基地がありますが、これは元のJR東日本の直江津運輸区が移管されたものです。そして、駅構内には留置線も複数あって、この時は主に羽越本線で運転されることが多い海里が停まっていました。

「というわけで今回のクイズの答えは直江津駅(新潟県上越市)でしたよう🎵」