「父ちゃん、そろそろクイズの答え合わせの時間だよう❗」

「おっ、もうそんな時間か❗」

「当たり前だよう❗時間が止まってくれるとでも思ってるのかえ?」

「まったく、ああ言えばこう言う…」

「何か不服でもあるのかえ?」

 今回は「この駅は何駅だえ?」という母ちゃんからのお題でしたね。
 列車が到着しました。
 私が毎日のように通勤で利用していた頃に比べると装いを変えています。
 あるスポットに向かって駅から線路に沿って歩いて最初の踏切を渡るときに撮った画像です。
 この駅に停車するのはこの形式の電車ばかりとなってしまったのか?

 遠くに見えるのは群馬県にある上毛三山のひとつ赤城山。
 ここからは見えませんが、上毛三山は他に榛名山と妙義山がありますが、この赤城山を含めてそれほどひょうこうが高いわけではないけれど広大な関東平野から上信越方面に向かうととても目立つせいか存在感があります。

 ここは我が国初の公害とされる足尾鉱毒事件で汚染された渡良瀬川で流れてくる毒物をこの地に沈殿させて水を浄化させるために造られた人造湖・谷中湖です。渡良瀬遊水地と言った方が有名かもしれません。
 上流域で発生した鉱毒事件の犠牲となって水没した旧谷中村…もちろん現在では人が住めるわけではありませんが、そのために湿地と多くの野草が野鳥の楽園と変化してラムサール条約に登録されるとは当時誰が予想したことか…。
 近年まで東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)で東京メトロ日比谷線乗り入れ用として活躍していた20000型。ラッシュ対策として前後2両ずつ5扉車としたバージョンも派生しましたが、新型の70000型にすべて置き換えられて改造とリメイクが行われて南栗橋駅以北の日光線と宇都宮線でローカル運用に入っています。シートモケットは70000型同様のものに取り替えられてシートの形状も変化しています。
 画像中央の片開き扉に見えるのは扉ではありません。5扉時代の両開き扉を埋めた部分です。




 さて、もうひとつのスポットは駅から渡良瀬遊水地へ向かう途中にある「三県境」。埼玉県・群馬県・栃木県の県境が接する部分です。渡良瀬遊水地を少し歩くと茨城県もあるので、散策がてら短い時間で徒歩による四県踏破(?)も可能です。
 ここに四つん這いになって写真をアップしている片も多いですね。

 最寄り駅は東武鉄道日光線柳生駅
「というわけで、正解は柳生駅だよう🎵」