今日は(といっても午後はほぼ寝ていましたが…)「感謝・感謝」の日でした。
深夜勤務中の午前3時…休憩に入ろうとしたら部下が地方の営業所からこちらの管理する場所でのトラブル発生の電話を受けたので現認するために現場へ行ってきました。
現認してその場でやるべき最善の処置を済ませて事務所に戻ったのは4時半頃…。早番の部下が勤務を終了する時間で、その後は何があっても8時まで遅番の私が1人で対応しなくてはならない時間帯です。しかもいま対応してきたことへの報告書をすぐにまとめなくてはならない。
その他の業務をこなしつつ「片手間で(?)」報告書をまとめて一段落したのが6時…。
それまで残っていてくれた部下に
「ありがとう。助かったよ。上がってください」
と言いました。
しかし、部下は
「大丈夫ですよ。私残りますから少し休憩してきてくださいよ」
と、私を気遣ってくれました。
申し訳ないと思いつつも30分ほど休ませてもらいました。
これがまずひとつめの感謝❗
まあこんなことは日常茶飯事…いつも「お互いさま」の気持ちで助け合っています。
そして、ふたつめの感謝がこの記事のメインとなります。
それは退勤して休憩室でスマホでGoogleの記事を読んでいたら10月14日の「鉄道の日」のコラボ商品としてJR東日本の首都圏・長野・新潟・東北(って…JR東日本のほぼ全域じゃないの?)エリアのNew DaysとKIOSKで本日10月12日から11月1日までの限定販売で「イラストマーク入りワンカップ」が販売されるとの記事が目に飛び込んできたものですからさあ大変❗
前述の通りトラブルがあった関係であまり休憩していなかったこともあって、昨夜の出勤前に食事してから何も食べていないことから空腹も手伝って疲れてはいたのですが、今日は休みだし帰宅ルートの地下鉄上野駅で途中下車しました。
目指すはJR上野駅構内にあるNew Days。
まず、地下鉄からの連絡通路から一番近い中央改札口を入ってすぐ右側にある「中央改札口店」へ行ってみました。しかし、「いい日旅立ちビール」や「汽笛ハイボール」といった他のコラボ商品はあったものの、イラストマーク入りワンカップが並んでいませんでした。
(ならば…)
と、「大連絡橋」店へと回ってみたもののこちらも同じでした。
日本酒では同じくコラボ商品である東北や信越地方の日本酒の小瓶が並んでいます。

普通なら大量生産の「ワンカップ大関」より各地のお酒を買うところですが、そこはイラストマークのラベルが発売されるとなれば事情は違う❗

(もしや…発売早々売り切れてしまったのか?)
私はそんな気がして居合わせた女性の店員さんにスマホでイラストマークラベルワンカップの画像を見せて尋ねてみました。すると彼女は
「確認してまいりますので少々お待ちいただけますか?」
と、スタッフルームへと入っていきました。
しばらくすると男性の店員さんがスタッフルームから出てきて
「申し訳ありません。確認したところこちらは在庫がありませんので駅構内で他に在庫があると思しきお店にご案内します」
「えっ、そんなことしていただいてもいいんですか?」
「はい。お時間は大丈夫ですか?」
「ご面倒をおかけします」

「いい日旅立ちビール」と「汽笛ハイボール」はどこにも並んでいるのですが…。
この男性店員さん…。スマホであちらこちらと連絡を取り合って、まず不忍口のほうへ私を案内しようとしてくださっていたのですが、
「申し訳ございません。たったいま完売してしまったらしくて、11・12番ホームのお店ならあるかもしれないとのことなので行ってみましょう」
と、常磐線快速電車発着ホームへ向かいました。しかし、こちらも既に在庫なしでした。
するど、こちらのお店の店員さんもいろいろと連絡を取り合ってくださって
「5・6番線ホームのお店にわずかに残っているようですよ」
と、私を案内してくださっている店員さんに情報提供❗
そして今度は上野東京ライン発着ホームの5・6番線ホームへと行ってみたのですが、通勤時間帯が終わると閉店してしまうのか、お店は閉まっていました。
仕方ないし、あちらこちら私を案内してくださっている店員さんにも申し訳なくて、丁重にお礼を述べて諦めようと思った矢先、その店員さんはこの閉まっているお店の業務用出入口から中にいるこのお店の店員さんに声をかけて入っていきました。
そして、出てきた店員さんの手にはイラストマーク入りワンカップが3本…。
「申し訳ありません。残っているのはこの3本だけで他はすべて売れてしまったようなんです」
「3本ともいいですか?」
「ありがとうございます」
店員さんはその3本のワンカップを持って自分が配置されているお店へと戻りました。
まさかこんなご面倒をおかけするとは思っていませんでしたから私も恐縮しきり…。
残っていたのは「あさま」「とき」「やまびこ」でした。他に「あずさ」などもあるようですが、売り切れているものは仕方ありません。
この店員さんは大連絡橋てんに戻って会計をしてくださったわけですが、もちろん私だってこんなに良くしてもらったのではそのまま引き下がるわけにはまいりません…当初買うつもりはなかった「いい日旅立ちビール」と「汽笛ハイボール」をこの大連絡橋店で一緒に購入しました。
このイラストマーク入りワンカップ…もう40年以上前になりますが、谷村新司さんの手による「いい日旅立ち」を山口百恵さんが歌って大ヒット。これは当時の国鉄(日本国有鉄道→JR)が展開していた「いい日旅立ち」キャンペーンのテレビCMのコマーシャルソングに使用されたことや同時に実施されたダイヤ改正に合わせてそれまで白地に黒文字の文字だけだった特急型電車・気動車、そして客車の最後尾が絵入りのイラストマークに変わったのが大好評で、さまざまなイラストマークをプリントした缶ビールがキオスクで売られて人気を博していたことを思い出します。
当時不良高校生だった私はこのイラストマーク缶ビールが欲しくて連休を利用して乗り鉄旅をするときには大学生のふりをしてキオスクで買って東京駅を夜遅く出発する「大垣夜行」に乗って飲んだりしたものでした。今だから言うんですがね…。

このダイヤ改正…昭和53年(1978年)10月改正だったのですが、国鉄では列車番号(時刻表の一番上の部分に1Mとか123Dとか出ているもので、すべての列車にこの番号があります)は下り列車は奇数、上り列車は偶数であるのに合わせて、優等列車の列車名のあとについている○号の数字も下りは1・3・5・7号…上りは2・4・6・8号…というように下り列車は奇数、上り列車は偶数というように改められた改正でした。それまでは下りも上りも1・2・3・4号…というように付けられていたのです。
この改正の少し前に狩人が歌って大ヒットした「あずさ2号」の歌詞の一部に
「8時ちょうどの『あずさ2号』で…」
という部分がありますが、これはこの改正まで実在した特急列車。新宿駅を8時ジャストに発車していましたが、この改正により
「8時ちょうどのあずさ2号が無くなる!」
なんてスポーツ新聞にも書かれたりして話題になったものでした。
ずいぶんと長い記事になってしまいました。
m(._.)m