「父ちゃん、そろそろ正解発表の時間だよう❗」

「だからそんなもんいつ決まったんだ?」

「つべこべ言ってないで早くおし❗」

「今回の正解は『大宮駅』です。動画は上越新幹線の線路を走る北陸新幹線の列車内から撮影したものですが、このときは並走する東北新幹線に遅延が発生していた模様で、両新幹線が並行し始める埼玉県伊奈町付近から並走して大宮駅到着というシーンが展開されました」

 私が乗車していた北陸新幹線の列車は定刻での運転でした。
 北陸新幹線の列車は上り列車では金沢~長野~高崎間を北陸新幹線、高崎~大宮間を上越新幹線、大宮~東京間を東北新幹線の線路を走行するわけですが、上越新幹線が東北新幹線と合流する大宮駅の手前での伊奈町付近からの距離は結構長くて、レアケースながらこのようなシーンが展開されることがあります。
 それでは並走を始めたところから大宮駅到着までの3分ほどの動画をご覧下さい。並走しているのは東北新幹線のE2系「やまびこ」+E3系「つばさ」のうち東京方に連結されているE2系の方です。反射して映っているのは私が乗車しているE7系「かがやき」です。



 東北新幹線の大宮~東京間の列車の運転間隔は東北新幹線系統の北海道・秋田・山形新幹線の列車や上越新幹線系統の北陸新幹線も含めて多いときには約4分。そのためどちらかの新幹線に遅延が発生した場合、上り列車ではタイミングが良ければこのような並走シーンに出合うことがあります。
 大宮~東京間では同じ線路を走るため、大宮駅に到着後は私の経験では遅れている方の列車が先発するようです。

 私は北陸新幹線を利用することが多いのですが、このような並走シーンに出合ったのはたった2回だけです。
 1回は秋田に夫婦で旅行した帰りに秋田駅から乗車した「こまち」に乗車中に東北新幹線の福島付近を走行中に強い地震が発生して送電がストップしてトンネル内でしばらく停車したため列車に遅延が発生して大宮駅到着前に北陸新幹線の「あさま」と並走したとき、そして今回のクイズで貼り付けた動画での北陸新幹線「かがやき」乗車中に遅れていた東北新幹線「やまびこ」「つばさ」との並走だけです。

「こまち」乗車中のときはこちらの「こまち」側と向こうの「あさま」側とお互いの乗客がカメラやスマホで撮影していたのが面白かったですね。私もそのひとりでしたけど…(笑)。


夢を叶えた経験ある?

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 夢が壮大過ぎてとても叶いそうにありません。

 まだ安芸国(現代の広島県西部)の地頭に過ぎなかった少年の頃の毛利元就は厳島神社に家来たちとお詣りに行った時に家来たちに言ったそうな…。

「お前たちはどんな願い事をしたのだ?」

「若様が立派な安芸一国の主となられますようにとお願いしました」

「そうか…天下を治めるようにとは願わなかったのか?」

「天下とはそれはまた…」

「よいか…夢や願い事が叶うのは願ったことのうちのほんのわずか、針の穴ほどのものだ。お前たちが安芸一国の主としか願わなかったのでは、おれはいつまでたってもこの吉田の豪族に過ぎないのだ」

 のちに毛利元就は山陽・山陰10ヶ国に勢力を広げる戦国大名に毛利家を押し上げます。

 私は思う…夢とは勉強、死ぬまで追い続けるものだと思います。夢を叶えたなんて勘違いして止まってしまったらそこで終わりなのです。
 新しく総理総裁となられた岸田総理にはいつまでも嬉しそうな顔をしていないで、やっと出発点に立ったという厳かな気持ちで国政に当たっていただきたいものです。少なくとも「総裁の椅子に座ることが出来た」なんて夢を叶えたなどと欠片も思ってほしくないものです。被爆地・広島の選挙区出身の総理として本気で核兵器廃絶に向けて世界のリーダーシップをとっていただきたいものと切望します。内弁慶では国民のを裏切ることとなることを肝に銘じて職責を果たしていただきたい。
 会見で「広島出身として…」と述べていたが、彼は前述した毛利元就の逸話をご存知なのかどうか私には知る由もありませんが…。