家に防災グッズ備えてる?
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例えば豪雨のようにある程度予測できる災害に対しては防災用品を持って事前に避難することもできるが、東日本大震災のときのように突然巨大地震が発生し、直後に津波に襲われてしまったら着のみ着のまま逃げるのに精一杯…つまり防災用品を持って避難する余裕すらなくなってしまいます。
もちろん日頃の備えは肝要だし、事前に予測可能な災害に対しては効果があることは事実。
一番いけないのは「わけのわからない常識」を信じてしまうこと…。
「西日本は地震が少ない」とか「日本海は津波が発生する確率が低い」などとまことしやかに言われていましたが…。
阪神・淡路大震災はそのデタラメな「常識」を根底から覆しましたし、その後も中国地方や九州地方でも大きな地震が発生して甚大な被害に見舞われています。また、古書にも都(京)を中心に巨大地震に見舞われた記録が残されているわけですから「西日本は地震が少ない」などという誤った認識はどこから出てきて広がったのか…?
「日本海は津波が発生する確率が低い」というのもまったくのデタラメで、私の世代より上の方々なら秋田県の男鹿半島で遠足に来ていた幼稚園児たちや引率の先生たちが津波の犠牲になったこと、北海道の奥尻島での津波による甚大な被害のニュースは忘れてはいないと思います。男鹿半島の件では誤った「常識」がかなり問題となって報道番組や新聞などで指摘されていました。
駅カフェでアイスコーヒーを飲みながら眺める太平洋は、私がよくアップする新潟県を中心とした日本海とは違う魅力があります。
東北から関東にかけて甚大な被害を被った東日本大震災での巨大津波の記憶が嘘のような美しい風景です。