Ivan Lins(イヴァン・リンス)の曲を聴いているとなぜか越路の夏景色が思い浮かんでくる…。
 それはきっと他の人にはない僕だけの感性。
 なぜそうなのか?
 自分にもよくわからないけれど、それまでにも彼の曲や歌声を聴いたことはあって虜になっていたのだけれど、レコード時代からなかなか手に入らなかった彼のCDアルバムをたまたま偶然見かけて購入したのが始まりだと思う。
 以来、渋谷のタワーレコードに彼のアルバムを買い求めに行くようになっていた。

 ちょうど息子が幼少の頃で、どこへ出かけるにも車だった。BGMによくIvan LinsのCDをよくカーオーディオでかけていたし、とくに夏には信越国境の親戚宅によく遊びに連れていって、そこを足場に新潟県や北陸方面をドライブしていたから、BGMとして流していたイヴァン・リンスの曲とあの辺りの風景が私の脳裏のどこかで組み合わされているのかもしれない。
 日本の原風景が多く残る越路とブラジルのアーティストの楽曲と何の接点もないはずなのに不思議なことではある…。
 雪まみれになって豪雪と闘う列車も夏は高原の風を受けて気持ちよさそうだ。

 妙高や魚沼あたりを歩いているとイヴァン・リンスの「Depois Dos Temporais」の旋律が脳裏に流れてくる。ポルトガル語だから歌詞の意味はわからないのだが…。
 彼のアルバムはたくさんリリースされているけれど、その全てが新曲というのはあまりなくて、新しくアレンジされ直した曲が挿入されていることが多い。
 前述の曲も1983年に同名のアルバムで発表されているのだけれど、その後の「A DOSE PRESENCA」や近年のアルバムに挿入されているアレンジの方が個人的には好みだ。


 季節風に荒れる姿とは対照的な夏の日本海。
 ここへは何度足を運んだことか…。
 いっそ近くの民宿に泊まった方がいいのに…。
 海水浴シーズンが終わった頃に予約してみるか…などと考えてはみるものの、なかなか実現しそうにない。

 日本海といえば夕日。
 このタイミングの撮影は意外と運も必要で、天気に恵まれたとしても、肝心のところで霞に夕日が隠れてしまって落胆することもしばしばだ。


 先日夫婦で訪れた美人林と十日町名物へぎそば。
 ブナ林の中を歩いていても暑く、そのあとに十日町市街まで行って食べたへぎそばの美味しかったこと…。

 1年のうち3分の1ほど(多いときは半年ちかく)は深い雪に覆われているこのあたりも今時分は生命の息吹きがもっとも感じられる季節。
 雪国の夏は短く、そして美しい…。


麻雀やったことある?

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 一度教えてもらったけど、どうも好きになれず、以来やっていません。好きになれない理由もわからないんですが…。