「父ちゃん、ちょっと来な❗」
深夜勤務から帰ってきて今日は休みなので、シャワーを浴びてからちょっと一杯やっておりますと、いつまでも寝ていたはずの母ちゃんが私を呼ぶ声がしました。
どうせまた私のブログ記事を検閲して難癖をつける気なんだろうと無視しておりました。
「父ちゃん、聞こえないのかえ?」
(やれやれ…また始まった)
すると、私のスマホに✉️が来ました。開いてみると..?
「父ちゃん、ちょっと来な❗」
(まったく、用があるなら起きてくればいいのに…)
仕方なく母ちゃんのところへ行くと布団の上でゴロゴロしたまま
「父ちゃん、この記事は何だえ?」
どうやら私が会社から帰宅するときの電車の中でアップした記事を早々に検閲していたようです。
「父ちゃん、ひとりでこっそり京都見物に行ってたのかえ?」
「違う違う。まだトラックに乗務していた頃の話だよう❗」
30年近く長距離トラックドライバーをしていた私ではありますが、当時の上司から「そろそろ管理職になることを考えてほしい」と言われて内勤となってから既に10年近くなります。つまり、昼間アップした京都の回転寿司屋さんのことは10年ほど前のことでした。
「ふん、休みの日に長野の家に所用を済ませるために帰るふりをして実はお忍びで京都見物してきたんじゃないのかえ?」
「別に疚しいことはないから京都だろうと大阪だろうと行くときには隠さないよう❗」
「本当かえ?」…ジロリ(¬_¬)
「いつも長野へ戻れば長野や新潟の風景を絡めて鉄道写真をアップしてるじゃないか❗」

「むむぅ…」
「まったく詰めが甘いよう❗あはは🎵」


















