しなの鉄道北しなの線の上り一番列車がやってきました。



 やってきたのは真新しいSR1系一般車です。
 古間駅から眺める妙高山もくっきりと姿を見せてくれました。今年は本当に雪が消えるのが早くて、隣の黒姫山にはほとんど雪は見えませんでしたし、妙高山にもわずかに残る程度でした。

 朝の光にステンレス車体を輝かせるさまを水鏡が映し出しています。
 長野市内に通勤するのか、それとも長野駅で北陸新幹線に乗り継いで東京に出張するのか、あるいは長野から先にしなの鉄道を乗り継いで上田あたりに出勤するのか…数人のサラリーマン風の男性を乗せて列車はすぐに気持ちいい初夏の里山の奥へ消えていきました。

 国鉄型の115系がまだ多く残るしなの鉄道ではありますが、いよいよJR東日本新潟支社エリアで活躍しているE129系をベースとしたSR1系への置き換えが本格化してきたようで、今後は115系を撮影する機会がどんどん少なくなっていきそうです。