久しぶりにえちごトキめき鉄道に乗車してきました。
 スタートは妙高はねうまライン・妙高高原駅
 妙高高原駅は国鉄時代から現在まであまり大きな変化しておらず、駅舎から改札口を入ってすぐのホームが1番線、跨線橋を渡った島式ホームとなっているのが2・3番線の2面3線構造。
 国鉄~JR東日本信越本線時代は主に1番線が直江津方面を下り列車、2番線を妙高高原折り返し列車が使用し、3番線が直江津方面からの上り列車が使用していました。

 北陸新幹線が長野から金沢まで開業して並行在来線である信越本線が第三セクター化されて長野~妙高高原間がしなの鉄道・北しなの線、妙高高原~直江津かがえちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインとなりました。
 以降、定期列車は双方ともに妙高高原で折り返す運転となり、長野方からやってくるしなの鉄道の列車は国鉄時代から変わらず2番線を使用し、直江津方からやってくるえちごトキめき鉄道の列車は3番線を使用して折り返すという形態が定期列車では多いようです。ちなみに妙高高原駅は新潟県側に位置しているのでえちごトキめき鉄道管理の駅です。
 長野へ折り返すしなの鉄道の115系が2番線で発車時刻を待っています。
 改札口から2・3番線へは跨線橋を渡らなくてはならず利用者にとってはやや不便ですが、長野~直江津間の直通運転が無い現状では乗り継ぐ乗客が同一ホームで乗り換えられるということを優先しているのかと思われます。

 かつてはウインタースポーツを楽しむ人々で賑わい、上野駅から直江津や金沢方面へ向かう全列車が停車していた妙高高原駅ですが、上信越自動車道の開通や北陸新幹線の開業ですっかり寂しくなってしまいました。
 跨線橋から直江津方面を眺めます。

 こちらは長野方面。駅のすぐ先を流れる関川が長野県と新潟県の県境となっており、妙高高原駅はギリギリ新潟県側に位置しています。

「またどうぞ妙高高原へ…昭和何年頃に設置されたものでしょうか?

 3番線にはえちごトキめき鉄道V1編成+V8編成の4両編成が待機中。
 V1編成(左側)V8編成(右側)の併結部分。
 V1編成は広告ラッピング車、V8編成はオリジナルのはねうまラインラッピング車です。
 妙高はねうまラインET127系は全てJR東日本・新潟支社管内で運用されていたE127系が譲渡されたものです。
 車内はオールロングシート…ちょっとガッカリするような気もしますが、南北方向に走るれの東側のシート(直江津方面への下り列車なら進行方向右側、妙高高原方向への上り列車なら進行方向左側)のシートに座ると、天候に恵まれれば対面側の窓の向こうに見える妙高山やそれに連なる山並みを眺めることができます。
 
 妙高はねうまラインの車両の全般検査はJR東日本・長野総合車両センターが担当しています。
 この車両たちの古巣である新潟車両センターに所属する車両は交直両用の車両は秋田総合車両センターで、直流車両は長野総合車両センターで主要な検査を担当していたようですが、北陸新幹線金沢開業により長野~直江津間が第三セクター化されてからは直流電車の検査は主に大宮総合車両センターまで回送されて行われているようです。

 V1編成の顔。
 V8編成の顔。
 私はV8編成側の最後部に乗車しました。
 JR東日本の209系やE231系で川崎重工が製造を担当した車両同様、いかにも川重といった内装の車内です。

 それでは春景色の車窓をご覧ください。
 今年は信越国境の雪が消えるのも早くで、まるで4月下旬から5月上旬のような景色です。



いつか乗ってみたい車

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 年齢のせいなのか、若い頃のように「あの車に乗ってみたい!」という気持ちは無くなりました。
 過去に所有してきた車の中では三菱のデリカスターワゴンの4駆が一番思い出深い車かな…。息子が幼少の頃にあちらこちら連れ回した時代に乗っていたものですから…。
 後に出てくるワンボックスカーはデリカも含めてみんなフロント部分にボンネットが出ている分、車内の空間が狭くなってしまいましたから魅力を感じなくなってしまいました。