EF62型電気機関車・EF63型電気機関車、そしてアプト式電気機関車のED42型が展示されている検修庫跡を出て屋外へと戻り、奥にたくさん展示されている全国各地から集められた保存車両のところへ向かいます。
 開園と同時に入場し、平日とはいえコロナ禍の影響もあるのか、この時点での入場者は私ひとりのようでした。
 新型コロナウイルスなどなかった頃には平日でも朝から小さな子供連れの家族の姿も多く、けっこう賑わっていた印象が残っているのですが…。

 北海道から九州まで、全国の国鉄路線で活躍していた車両がたくさん集められているので、国鉄型車両が好きな私にとってかれらが活躍していた少年時代を思い出します。
 しかし、それは後回しにしてまず会いたかったのは最近有志の方々の御尽力により美しく甦った189系車両でした。
 クハ189-5です。
 屋外に長年置かれていたため外部がかなり傷んでいたのですが、美しく修復されました。
 エントランスを入ったところに展示されているクハ189-506がオリジナルカラーの国鉄特急色に復刻されたのに対し、こちらは国鉄分割民営化以降JR東日本に所属する国鉄特急型車両で実施されたグレードアップ改造編成から始まったカラー変更により生まれた「あさま色」がそのまま復刻されています。
 このカラーはここ碓氷峠を越えていた信越本線の特急「あさま」に使用されていた当時の長野総合車両所(現・長野総合車両センター)の189系と489系に施されていました。
 残念ながら、あちらのエリアは閉鎖されているので遠くから眺めるだけとなりました。
 ライトから側面の窓下にグレーの太い帯が巻かれているのですが、現役時代より色が濃くてグリーンの部分と同化したかのように潰れて見えるのがちょっと残念です。





 189系は「あさま」のために設計・製造された車両。やはり「あさま」のイラストマークが一番似合います。

 碓氷峠で189系と協調運転していたEF63型電気機関車がゆっくりと動いていました。



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