えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインと日本海を眺められる丘の上…。

2両編成の気動が走っていきました。
長閑に見えるこの路線はかつての国鉄~JR西日本の北陸本線。
現在でも関西から北陸・信越・羽越・奥羽本線を通って北海道までを結ぶ日本海縦貫線としての重要な役割は貨物輸送に限ってみれば変わらず、JR貨物のコンテナ列車が長大編成を組んで往来していますが、旅客輸送においても数々の名優が行き交った路線でありました。
東海道・山陽本線、そして東北本線や上越線を駆け抜けていた高度経済成長期の日本を支えた優等列車たちは東海道・山陽新幹線、東北・上越新幹線の開業により遠い過去の話になってしまいましたが、日本海縦貫線については華やかな時代がまだ記憶に新しい…。

日本海縦貫線を初めて走り抜けた特急列車は大阪~青森・上野(金沢・長野経由)を結ぶ「白鳥」。
その後は電化も進んで関西対北陸・東北、関東対北陸・東北方面の特急列車が日本海縦貫線では数多く運転されました。
国鉄分割民営化以降は運転系統が整理されて、大阪~金沢・富山、福井・金沢~新潟、新潟~秋田・青森という感じに分割されましたが、昼行特急最長距離を走っていた伝統の特急「白鳥」はしばらく残されていました。
画像の区間を走り抜けた特急列車は国鉄・JR時代を通じてみると「白鳥」「雷鳥」「北越」「白山」「はくたか」「かがやき」、夜行の寝台特急列車では「日本海」「北陸」「つるぎ」そして豪華寝台特急の「トワイライトエクスプレス」。
他にも夏期になると神戸始発の定期特急列車が富山から延長運転されて直江津から信越本線を進んで長野まで行く「スーパー雷鳥・信越」、特急列車ではなく急行列車でしたが、583系特急型寝台電車を使用した夜行急行「きたぐに」、臨時夜行寝台急行列車「シャレー軽井沢」「東北夏祭り」「シュプール妙高・志賀」なども走っていました。
さて、今日はタロ・ジロの日。

日本海を眺めていた体を反転させますと、ドッグランも見えます。
犬を飼っていないけれど、招かれたお宅の御座敷犬はなぜか私に懐いて離れようとしないことが多かったです。
ドッグカフェ行ったことある?
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行ったことありません。
犬は好きですけどね…。