今日は木曜日。
このところアップしている記事は月曜日の徘徊録なのですが、日本海側を中心に大雪となっていますね。現在、関越道や上信越道は新潟県内を中心とした大雪のため通行止となっています。関越道の湯沢付近では昨夜起きた事故の影響もあって多くの車両が立往生しており、これでは除雪車も入れない状況です。ドライバーの方々にとっては本当に大変ですが、安全運転で無事故であることを願っています。
さて、月曜日の徘徊録を続けます。
北陸新幹線の車窓から眺めた景色は富山市や新潟県妙高市、長野県飯山市あたりは雪景色になっていましたが、それ以外はまだ山々がうっすらと雪化粧していた程度でしたが、この大雪ですっかり風景が変わって根雪となるところも多いことでしょう。
もしかしたら、土が見える今年最後の風景だったのかもしれません。
上越妙高駅を通過してJR西日本からJR東日本エリアへと戻ってきました。

雪景色の飯山駅付近を過ぎて長いトンネルを抜けると善光寺平(長野盆地)になります。
晴れていれば見えるはずの飯縄(いいづな)山も雪雲に覆われて見えません。
車窓からJR東日本・長野新幹線車両センターが眺められるのですが、昨年の台風19号の大雨による千曲川の決壊で冠水してしまった車両センターで水に浸かってしまった車両の廃車解体作業がまだ続いているようで、編成もバラされて先頭車両の連結器カバーを外された痛々しい姿が哀しくて撮影しませんでした。
長野駅に到着です。雪が舞っていました。
前回の記事で述べたとおり、糸魚川駅で臨時停車(客扱いを行わない運転停車)して車体への雪の付着状態の確認作業が行われた影響で長野駅にはそのまま4分遅れで到着しました。
ちなみにこの長野駅で金沢駅を25分前の9:21に先発した「はくたか558号」に追いつき、長野駅からは私が乗車している「かがやき508号」が先行します。
ちなみに長野駅で私が乗車している列車に先行される「はくたか508号」は先刻往路で私が乗車した「かがやき501号」の運用に就いていたF25編成。
長野駅ではJR西日本からJR東日本へと乗務員交代が行われる関係で東京と金沢を直通する列車はどの列車も2分ほどの停車時間があるのですが、このときは遅れていた関係もあって慌ただしくすぐの発車となりました。
前回の記事の終わりでも書いたのですが、この時の私は4分遅れのまま推移してくれたら…などと不謹慎な期待をしてしまっていました。
しかし、長野駅を発車して車内放送で「本日は雪の影響により列車が遅れまして申し訳ございません。列車は回復運転を行い、大宮駅には1分ほど遅れての到着、上野駅と東京駅には定刻の到着を見込んでおります」との私の「不謹慎な期待」を裏切るかのような非情(?)な案内が…。
その後は快調に「かがやき508号」は飛ばして、次の停車駅である大宮駅をめざします。
高崎駅手前で上越新幹線と合流して、さらに大宮駅手前で東北新幹線と合流します。
大宮駅の手前で東北新幹線と合流…と書きましたが、そのかなり手前の埼玉県北足立郡伊奈町あたりで東北新幹線と上越新幹線は線路が並行します。
つまり伊奈町から大宮駅までの間はまるで複々線区間のようになっており、上越・北陸新幹線の列車は外側の線路を走り、東北新幹線の列車は内側の線路を走ります。
大宮~東京間では東北新幹線系統の列車と上越・北陸新幹線の列車はほぼ交互に通っていて、多いときには4分間隔で次々と列車がやってきます。
この運転間隔だと、どちらかの新幹線にダイヤの乱れが発生した場合には並走して大宮駅に到着するシーンが展開されるときがあります。
私も何度かそのシーンにめぐり会う幸運(?)に遭遇したことがあります。一度目は秋田旅行の帰りに「こまち」に乗車していて東北新幹線が強い地震で送電がストップして遅れたときに「あさま」と並走し、次には北陸新幹線「はくたか」に乗車していて「やまびこ」と並走したことがあります。
どちらも東北新幹線に遅延が発生したときだったのですが、今回は乗車している「かがやき」に4分の遅延が発生していたのですから、不謹慎な期待をしてしまいます。
動画のつづきは次回アップしますが、果たして期待どおりにいったのか?
次回へと続きます。
今日は飛行機の日
飛行機好き?嫌い?
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嫌いではないけれど、やはり旅情を感じるのは列車です。
新幹線は旅情が感じられなかったけれど、これだけ新幹線網が発達して在来線長距離列車が消えてゆくと新幹線にもりよが感じられるようになりましたね。航空機利用が庶民的になって拡充したことで狭い日本列島がさらに狭くなったせいもあるかもしれません。