1970年代の終わり頃から1980年代にかけて流行した音楽ジャンルA.O.R(Adult-Oriented Rock)やR&B(Rythm&Blues)…私が青春時代を過ごした時期には街のあちらこちらのお店の店頭や店内で有線などから悪い表現になりますが、「垂れ流し」の如く聞こえていました。
あの当時はジャズやフュージョン、M.P.B、などを聴くようになっていた私ですが、シカゴやTOTOなどといったロックグループも聴いたりしていました。
あの当時、アイドル的存在だった若いスターたちも現在では60歳代後半から70歳代となり、レジェンドへと変貌を遂げていますが、私の中ではいまでも輝いているアーティストたちがたくさんいます。
今日は、そんなレジェンドたちの中から、多くののセッションに参加したりプロデュースを手掛けたり、数多くのヒット曲のライターとしても有名なアーティストのアルバムから新旧1点ずつ購入してきました。
David Foster / Jay Graydon
デヴィッド・フォスター/ジェイ・グレイドン。このコンビによるプロデュースによって陽の目を見た多くの若きアーティストたちは多いはず…。
この二人によるユニット「エアプレイ」唯一のアルバムは持っていなかったので、リマスター盤CDを購入しました。
このアルバムのラストに収録されている「After The Love Has Gone」はEarth Wind & Fireが歌って大ヒットした曲。
デヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドン、そして後述するビル・チャンプリンの3人による共作であるこの曲はビル・チャンプリンの1stアルバム「独身貴族」に収録するために作られたのが、デヴィッド・フォスターがEW&Fのリーダーであるモーリス・ホワイトに聴かせたところ、「この曲を譲ってほしい」と頼まれて「独身貴族」への収録が見送られたそうです。
この曲はこのエアプレイでの演奏とEW&Fの演奏とはけっこう違います。有名なのはもちろん後者の方ですが、私は前者の方が好みかな…。ジェイ・グレイドンのギターソロにのところが好きなんだよなぁ…。
Bill Champlin / Joseph Williams / Peter friestedt
ビル・チャンプリン、「スター・ウォーズ」などの映画音楽などで有名なジョン・ウィリアムスの息子でTOTOのヴォーカルを務めたジョセフ・ウィリアムス、そしてA.O.Rに憧れていたピーター・フリーステットの頭文字を取ったグループのアルバム第2彈です。
こちらは最近の作品ですが、本当はこの前作も欲しかったのだけれど、廃盤になってしまっているとのことでお店にはありませんでした。前作の方では前述の「After Love Has Gone」が収録されているのですが、こちらのピーター・フリーステットのギターソロの入り方が好きなんだけれど…。
C.W.Fは近年のユニットですが、それぞれの個性と経歴がいい具合に融合している気がします。
目新しさはあまり感じられない音かもしれませんが、かつて流行ったA.O.Rの雰囲気が漂う懐かしさが現代風に衣装を替えて私の前に現れたかのような気分で聴くことができます。
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