昨日は病院に定期的な診察を受けに行った帰りに(といっても自宅方面とは逆方向ですが…)TOWER RECORDS(←時の傾斜の向きが看板とは逆ですが…)にCDを買いに行ってきました。

Lee Ritenour
DREAMCATCHER

 私の高校生時代の頃に同世代の「ギター少年」たちにとって高い人気を誇っていたギタリストのひとりだったリー・リトナーの新しいアルバムが先日12月4日に発売されたという記事を見かけたので買いに行ったのです。

 卓抜したテクニックを持ち、あらゆるジャンルのアーティストからスタジオミュージシャンとしてレコーディングやセッションに引っ張りだこだった彼がギターを始めたのは8歳のときだったそうで、今年68歳になり60周年記念(?)で制作したアルバム。
 若き日のリー・リトナーといえば、ちょうどフュージョンが台頭してきた頃にその端正なマスクと高いギターテクニックから「フュージョンギターの貴公子」なんて呼ばれたりしていました。
 彼のアルバムは編曲重視とでも表現したらいいのか、最初から最後まで自身の演奏をギンギンに前面に出しまくるスタイルではなく、あくまでバンドとしてのセッション重視といったスタイル…その完成度の高さゆえにどこかファンにとって「物足りなさ」を感じていたという方も多いと思います。

 彼のギターのルーツはジャズにあると言って思いますが、彼自身はあらゆる音楽を愛するアーティストであり、1975年に初リーダー作「ファーストコース」を出して以来、AORの要素やMPBの要素を取り入れた数々のアルバムを出したり、彼にとって初めてとねる本格的なジャズギターアルバム「ストールンモーメンツ」、アントニオ・カルロス・ジョヴィンやボブ・マーリーへのトリビュートアルバム、さらには長い付き合いのあるデイヴ・グルーシンとのデュオアルバムでクラっシック音楽をテーマとするなどさまざまな音楽に真摯に向き合う姿にその足跡を重ね合わせてみると、若かった頃に感じた不満への回答を得たかのように納得するのです。

 今回リリースされた「DREAMCATCHER」はその長いキャリアとたくさんのアルバムの中で初めて全編にわたってギターソロ演奏となっている構成。
 バックにコンピューターでプログラムされた音が入っている曲もありますが、基本は彼自身の演奏をォーバーダビングしたスタイルとなっています。

 新しい曲が多いのですが、アルバムタイトルともなっているオープニング曲は前述の「ストールンモーメンツ」に収録されている妻のカーメン夫人のために書かれた「ワルツ・フォー・カーメン」のテーマ部分が取り入れられていたり、初期のアルバム「シュガーローフ・エクスプレス」に収録されている「モーニング・グローリィ」など懐かしい曲も数曲取り上げられています。

 コンサートなどではギター1本での演奏をするなどのパフォーマンスを見せてくれるけれど、過去のアルバムでは曲の一部として演奏されることはあっても、全編にわたってこのようなスタイルというアルバムはありませんでしたから、私と同世代の方で興味をお持ちてしたら一聴されてみてはいかがでしょうか?


 そしてもうひとつ…ロックのフロアでいろいろと見て回っていて目についたのがこちら…。
Jay Graydon
WORKS

 ジェイ・グレイドンはギタープレイヤーですが、演奏以上に大きな足跡を残したのはプロデュースであったり作曲などだったかもしれません。
 彼の手により陽の目を見た若きアーティストや楽曲は数知れずといってもいいでしょう。
 画像の収録曲とアーティスト…若い方はともかくとして、私と近い世代の方であればご存知の曲も多いのではないでしょうか?
 私たちが青春時代を過ごしていた頃は巷でよく流れていた曲が多いですから…。

 しかし…なぜこのアルバムを手に取って購入してしまったのでしょうか?大失敗です。
 なせかって?
 それは既にそれぞれのアーティストのアルバムで持っている曲が多かったからです。全く何を考えているのやら…母ちゃんに知られたら大変です。
「父ちゃんまったくバカなんだからぁ~❗」


 レジで会計を済ませたらレシートと一緒に特典引換券をくれたので1階の引換カウンターに立ち寄ってみました。
 リー・リトナーの「ドリームキャッチャー」のピックをくれました。



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