好きな色は幼少の頃から半世紀以上経った現在に至るまで変わることはありません。それは…。
緑色
です。

特に好きなのが…
ふかみどり
つまり…
濃緑
です。


 主役である列車を包む「緑」は決して脇役ではないのです。


 被写体である列車が緑に埋もれてしまっているかのように小さく見えても却って旅情をそそられることだってあります。


 暑い夏にあっても緑色の景色に浸っていると、どこかホッとさせられます。



 笹の葉にくるまれた押し寿司は鮮やかな緑色と漂う笹の香りに食欲がそそられます。


 青い空と海は濃い緑があってこそのもの…。


 国鉄分割民営化以後、多くの国鉄型車両を引き継いだJR各社は車両のリフレッシュ改造とともに塗装を派手なものに変えたものが多かった中にあって長野の189系はシックな装いに変身、落ち着いたカラーが好きでした。