あと何回このシリーズを続けなくてはならないのか(誰にも頼まれてませんし、自分で勝手に始めただけですが…)…?

 長野~上田間の長いトンネルを走行中のシーンから再開です。

 長野駅を発車した北陸新幹線の上り列車は進行方向右側に信越本線の篠ノ井駅を見て少し走ったところからトンネルに入ります。
 このトンネルは少し長くて、トンネルを抜けるとそこは既に上田市に入っています。
 2つ目の画像が始まって50秒ほど経った頃に上田城の櫓が見えますが、新幹線の車内からの撮影なので気をつけて見ていないと見落とすかもしれません。そして次の画像が始まって10秒ほど経った時に上田駅を通過します。
 真田昌幸が築城し、徳川の大軍に二度も目も当てられない惨敗を被らせた上田城。
 家康の時代になってからは関ヶ原の戦いのときに西軍に味方した昌幸とは訣別(この理由については諸説あります)して東軍に味方した長男・信之に返却されましたが、二代将軍・秀忠の時に松代(現在の長野市松代町)に移封されて上田城は真田の手から離れます。
 結果として真田家は江戸時代後期には彦根藩の井伊家から養子を迎えるなどして純血というわけにはいかなかったものの明治維新まで松代藩を維持することになります。

 もし、昌幸が西軍に味方せず、信之と共に東軍に味方していたらどうだったでしょうか?

 上田城があっという間に車窓から過ぎると上田駅を通過して千曲川を渡って再びトンネルへと入っていきます。