ここは自由が丘ではありません。




 上野駅です。

 前回の記事では上野駅のみどりの窓口で切符を購入したことに触れましたが、同じく上野駅中央改札口前にあるこちらのお店では種類はそれほど多くないものの各地の駅弁がいくつか売られています。

 切符を購入したのだからそのまま地下鉄の駅に戻るべきところを足が勝手にお店に入ってしまって手が勝手に取り上げたのがこちらの商品。

 富山駅の駅弁として知名度は全国区であるますのすしのワンランク上の特選ますのすしです。
 これを購入したのは何年ぶりでしょうか…。
 本当はこれよりもさらにお高いぶりのすしがもっと好きなんですけどね…。置いていなかったのか品切れだったのか…。
 ぶりのすしは蕪とぶりを使った北陸地方の郷土料理で好物なんだけど、日本橋などにある富山県のアンテナショップに行っても小さなものでもいいお値段がするのでまず買わないのですが…。

 さて、昨日購入した特選ますのすしは会社の帰りだったから時間も20時を回っていた頃だったから3割引のシールが貼られていました。


 箱から取り出します。駅弁を購入して迎える一番の至福の瞬間ですね。

 久しぶりの購入なので懐かしいような感情が高ぶってきます。


 笹の香りが好きなのでなおさらです。


 久しぶりのご対面。


 添付されているナイフで8等分に切っていただきます。私が好きな食べ方は醤油を一滴落とす(商品には付いていません。自宅で食べるときにこうするのです)。


 かつて現在のように豪華で多種多様の駅弁が登場する前は群馬県の横川駅の峠の釜めしと富山駅のますのすしが両横綱などと言われていましたが、依然として知名度は高くても昔ほどの風格はどちらも薄れてしまった感が否めません。
 また、新幹線網や航空路線網、高速道路網の拡充で長距離を何時間も列車に揺られて移動する時代ではなくなって、駅のコンビニでおにぎりやサンドイッチを手軽に買って車内に持ち込むスタイルの方が主流になってきていることもあるでしょう。

 




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 やっている人も多いだろうし、冬になればカップ麺でも売っているから特別なアレンジレシピではないけれど、うどんに豚汁をたっぷりかけて食べる豚汁うどんは好きでよく作ります。

 豚汁といっても奥が深くていろいろな味がありますが、うどんにかけることを想定して作るときはニンニクと生姜で豚肉を炒め、さらに大根・人参・牛蒡・蒟蒻・筍(国産)の水煮・椎茸をそれぞれ薄く切ったものを加えて炒めてから煮込んで合わせ味噌で味を整えて最後にお酒を微量落としたものを作ります。このタイプの豚汁のときは甘くならないように玉葱は使いません。
 普段はあまりきしめんは食べないけれど、これはうどんの代わりにきしめんでも美味しいです。

 ん…?うどんのレシピのはずが豚汁の話になってしまいました。

 もうひとつ…関東でも埼玉県から群馬県にかけての地域ではうどん文化が強いところですが、そちらにお住まいのもう定年退職されて久しい方が現役時代に時々自宅に招かれてごちそうになったうどん。お酒を飲んだあとの定番は、ご自身が仕留めた鴨を醤油と長葱を加えて焼いた汁に同じくご自身が打ったうどんをつけて食べるのが堪らなく美味しかったです。