新潟県柏崎市にあるJR東日本信越本線・青海川駅の続きです。


 ホームに入るとちょうど直江津行の上り普通列車がやってきました。

 私が中学生か高校生になって間もない頃までは首都圏や関西から落ち延びてきた70系をはじめとする旧型国電が新潟色と呼ばれた黄色と赤のツートンカラーに厚化粧してローカル列車として走り回っていましたが、信越地区で余生を送っていた彼らを駆逐するために新製された115系1000番台に置き換えられました。
 そしてその115系もE127系やE129系に置き換えられて新潟では風前の灯となりました。

 トンネルからE129系が顔を出します。
 長野ではJR東日本から115系は引退しましたが、しなの鉄道に譲渡された車両がまだ多く活躍を続けていますが、こちらもこのE129系をベースとした車両に置き換えられることが決まっており、信越エリアのローカル列車は近い将来にはE129系シリーズ一色となることでしょう。



 昔の主要幹線ではローカル列車といえどもそれなりに長い編成を組んでいましたが、2両編成すら珍しくなく、これらを繋いだ6両編成なんて見ようものなら嬉しくなる自分です。


 長岡・新潟方面の下り線(2番線)の前は浜辺ですぐのところに波が打ち寄せています。




 この日は上空に薄雲が広がっていて期待した青空と夏の日本海と列車たいう構図は望めなかったので、走行中の列車撮影を諦めて下車したことのなかった青海川駅を訪れたのでした。