ちょっと中断していた2017年2月に夫婦で旅行したときの振り返り記事ですが、最後に地震でダイヤが乱れた東北新幹線と北陸新幹線の並走シーンです。
東北地方南部で発生した地震のために送電がストップ、福島付近のトンネル内でしばらく停止してしまった列車でしたが、大宮駅到着時点で9分ほどの遅延まで回復しました。
大宮~東京間は東北新幹線系統と上越新幹線系統が線路を共有するので当然北陸新幹線も同じ線路の上を走るわけです。
つまり、北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線すべての列車が通るので運転間隔は数分ヘッドで通ることになりますから、いずれかの路線で遅延が発生すると埼玉県の伊奈町あたりで出合う東北新幹線と上越新幹線の線路は並行して大宮駅に到達するためにタイミングが良ければ列車の並走シーンを見ることができます。
このときは秋田駅から乗車した「こまち」が前述の通り遅れていたために長野駅からやってきた北陸新幹線の「あさま」との並走シーンに出合うことができたわけです。
東京の北の玄関口といえば古くは国鉄時代に毎時ジャスト発の東北本線の特急「ひばり」と常磐線の特急「ひたち」、東北・上越新幹線開業後は信越本線の特急「あさま」「白山」と「ひたち」の並走シーンが上野~日暮里間で見られたりしました。近年では湘南新宿ラインと上野東京ラインの近郊電車が並走するのに出合うこともあります。
もし、国鉄時代に湘南新宿ラインが開業していたら上野駅を発着していた北へ向かう特急列車の一部が新宿駅発着をして大宮駅付近での並走が見られたかもしれませんね。