前回の徘徊録2017年1月20日アップの「今年の初旅はゴージャスに…」の続きとなる長野駅での当時の模様をリブログしました。
当日の北陸新幹線の車窓は冬晴れの関東平野を抜けて高崎~安中榛名~軽井沢といくつものトンネルを抜けて急勾配を過ぎて信州に入ると雪景色となって空も鉛色の雪雲が重く垂れ込めていました。
長野駅も雪景色、比較的積雪量の少ない軽井沢方面からのしなの鉄道の列車や篠ノ井線からの列車はそれほど雪を着けてはいなかったのですが、信越国境の豪雪地帯からやってくる北しなの線の列車は多くの雪を着けてやってきました。
189系特急型電車では最後まで生き残ったJR東日本長野総合車両センター・N102編成のおはようライナーが篠ノ井線を塩尻駅から到着。
群馬県の碓氷鉄道文化むら、さいたま市の鉄道博物館に保存されている車両を除けば廃車・解体されてしまった189系、最後まで生き残ったN102編成も廃車となって車籍を失って長野総合車両センターの解体線に留置されているようですが、願わくば長野付近のどこかで保存されないものか…なんといっても昭和50年のデビュー以来、当時の国鉄長野運転所に集中的に新製配置された形式であり、碓氷峠でのEF63型電気機関車との協調運転により長編成化を実現させて特急「あさま」の輸送力増強に貢献した信越本線の顔役だったのですから…。
次回は飯山線での模様などを振り返りたいと思います。