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これです❗
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 JR東日本・信越本線時代の黒姫駅~古間駅を走行する普通列車「妙高1号」の画像です。

 黒姫駅を発車した列車が黒姫山を背景に向かってくるこの場所は鉄道趣味誌や旅行雑誌などで数多く紹介されている所ですが、北陸新幹線・長野~金沢間開業によりJR東日本から経営分離されて第三セクターしなの鉄道・北しなの線となってからは、ここで撮影する人を見かけることもめっきり少なくなったような気がします。
 国鉄時代やJR時代には珍しい臨時列車などがやってくるときなど人だかりになるほどでした。

 撮影データを見ると、画像を撮影したのはちょうど6年前の今日…2014年5月11日です。
 本当はもう少し早い時期の雪晴れの時に雪景色の風景で撮影したい場所なのですが、このあたりがまだ雪に覆われている頃に来るときはいつも吹雪だったり、鉛色の雪雲に覆われて黒姫山はまったく見えなかったりすることが多くて、晴れているときの画像はプリント写真も含めて初夏や真夏、秋のものばかりなのです。
 ちなみに黒姫山の稜線の左側に残雪をかが輝かせているのは戸隠山です。

 画像の列車の編成は両端の制御車が183系、中間車のモハユニット2組(4両)が189系で組成されていた長野総合車両センターのN101編成です。
 中間の189系は国鉄時代に当時の長野運転所に新製配置されて信越本線の特急「あさま」などで活躍していた車両です。
 いっぽう両端のクハ183は国鉄時代に当時の新潟運転所に新製配置され、上越線の特急「とき」などで活躍していましたが、上越新幹線開業により特急「とき」の廃止に伴って幕張電車区に転属、同時に房総特急に使用するため総武本線・東京~錦糸町間のATC対応改造などを受けて1000番台から1500番台となった車両です。
 先頭のクハ183-1528は新潟~幕張~松本~高崎~大宮と所属基地を渡り歩いた車両で、国鉄色~あずさ色~国鉄色~あさま色~国鉄色とカラーリングも何度も変えられた車両です。但し、長野にやってきてあさま色となったのは長野新幹線開業でによる信越本線の特急「あさま」廃止後のこと、しかも189系は183系1000番台をベースとしているので混結して編成を組成できても碓氷峠でのEF63型電気機関車との協調運転ができなくなるので、実際にこの車両が特急「あさま」として活躍したことはありません。

 最晩年は再び国鉄特急色に戻されたN101編成ですが、この場所は国鉄特急色が似合っていたと懐かしく眺めています。