わたらせ渓谷鐵道・沢入にて。
沢入駅は「そうり」と読みます。
旧国鉄足尾線であるわ鐵には古い駅舎や待合室を持つ駅が多く、終点の間藤駅など一部の駅に見られる新しい駅舎には少し興ざめの感を禁じ得ませんけれども、多くの駅では大正時代からの駅舎や待合室が残されています。

沢入駅の駅舎はログハウス調の新しい駅舎。
この路線は群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市足尾町の間藤駅を結ぶ路線です。この沢入駅までが群馬県、次の原向駅から栃木県となります。
神戸(ごうど)駅から沢入駅の間は渡良瀬川のダム湖である草木湖が造られた関係で線路が移設されて草木トンネルという長いトンネルを抜けるのですが、間藤方面への下り列車に乗って前面の景色を眺めていると、草木トンネルを抜けて渡良瀬川を渡る鉄橋にさしかかるときの光景は堪らなく好きなそれのひとつです。

大間々駅。
わ鐵の中枢は本社や車両基地があるこの大間々駅(群馬県みどり市)となります。

以前はこの沿線をよくドライブしていました。
日帰りのドライブもそうだし、長野県の親戚宅から東京に戻るときに少し遠回りして千曲川沿いに北上し、新潟県津南町から南魚沼市へ抜け、三国峠を越えて群馬県に入って赤城山麓を通って桐生へ抜けたりしていました。
息子が成長して大きくなるとドライブへ連れていくこともなくなり、私の休日が家族と合わないこともあって一人で徘徊することが多くなってしまったのです。
そこでいつもドライブで通っていた渡良瀬渓谷を鉄道で訪れるようになったのはわ鐵の車窓の魅力が自動車のそれよりもずっといいものであり、もうひとつは水沼駅で駅の温泉(鉱泉ですが…)に入ってから生ビールを飲んで帰れること…。
水沼駅の温泉施設にはドライブの帰りにも立ち寄ったことはありましたが、もちろん風呂上がりの一杯というわけにはいかなかったけれど、鉄道利用なら風呂上がりに美味しい生ビールを味わうことができます。

この画像を撮影したときは相老駅ではなく大間々駅で下車して東武鉄道の赤城駅まで歩いて特急「りょうもう」で帰りました。
今日はコロッケの日
コロッケはソース派?何もつけない派?
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揚げたてなら何もつけない方が美味しく感じるけれど、そうでなければソースかけます。

