※この記事は2021年投稿分の再投稿です。
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実は、私が初めて足を踏み入れたキューバの民家は、予約していたcasaではなく、「全く知らない人の家」なのだ!
前回紹介した素敵なcasaの一つ上の階の家。
時系列が「初回の一人旅」に戻ってしまうが、前回書いたcasaと繋がっている話なので、記録しておこうと思う。
なぜ、「全く知らない人の家」に入る事になったのか・・・?!
🇨🇺
日本からキューバに到着する便は、カナダ経由でもメキシコ経由でも、夜23時頃だった。
初回の一人旅の時は、到着した夜だけホテル「イングラテラ」に泊まった。
キューバでは民宿(カサ・パルティクラル)の方が主流だと知ってはいたが、初めての国で深夜に一人で民家を訪ねるのは危険だと思った為、一泊だけホテルにした。(10000〜15000円位だったかな?casaなら1500〜3500円位)
また、「予約していたのにcasaの人が出てこなかった」という経験談も読んでいたので、深夜に宿無しになる事も避けたかった。
(ちなみに、タクシーが間違えて他のcasaの前で降ろす事もよくあるので注意!特に夜は暗くてどの家も同じように見える)
🇨🇺
そんなわけで、深夜到着→即ホテルだった為、初めてのキューバの街並みはよく見えず、すぐに寝ただけ。
翌朝のチェックアウト後、ホテルの扉を開けて外に出た瞬間の感動を、今でも覚えている。
まぶしい太陽!
にぎやかな街の音!
目の前をクラシックカーが走り、多くの観光客が行き交う。
「・・・これがキューバ(ハバナ)かぁ!!」
空気の感触??
言葉にならない何か・・・
”陽の氣”のようなもの??
一瞬で大好きになった。
ここにいるだけで、心がウキウキしてくる街だ!
(前方の建物はホテル「パルケセントラル」この前の大きな広場に観光バス乗り場がある)
(右の建物が宿泊したホテル「イングラテラ」)
🇨🇺
さて。
まずは次の宿へチェックインしに行かねば。
ホテル「イングラテラ」から歩いていけそうな距離のcasaだ。(前回の記事で紹介した素敵なcasa)
私は重たい荷物を抱えながら歩いた。
しかし、やはり道がわからない。
「タクシー?タクシー?」と客引きが声をかけてくるが、こんな距離でタクシーには乗りたくない。
紙を見ながらフラフラ歩いていると、キューバ人のおじさんが声をかけてくれた。(※Google Mapは使えないし、そもそも電波が入らず携帯が使えない。数ヶ月後に知ったMAPS ME というアプリならオフラインでも使えた)
この時点ではスペイン語力ゼロだったので、一体どうやって会話したのだろう?
住所を見せたら、
「2ブロック直進、左折して2ブロック、さらに左折」
という感じの事を、指を差して教えてくれた。
この人がいなかったら、まったく辿り着けなかった。
おじさん、本当にありがとう!!!
(地元の人だからといっても、皆がこんなに詳しいわけではない。たまたまラッキーだったのだ)
🇨🇺
そして、どうにか目的のcasaに辿り着いた。
しかし、このcasaはマンションの一室なので、エントランスの鍵がなければ入れない。
予約メッセージでは、この外の入り口で待ち合わせのはずなのだが。。。誰もいない。
「え・・・もしかして私も、誰も来ないパターン・・?!」
暑いし、荷物は重いし、不安だし。
どうしよう・・・と思っていたら、
突然、頭の上で声がした。
「どうしたの?」(英語)
振り返ると、にこやかなお兄さんが立っていた。
「ここの●階のcasaに予約しているんですけど、誰も来ないんです」
「OK! 僕はその上の階に住んでるんだ!おいで!」
🇨🇺
お兄さんはエントランスの鍵を開け、私の荷物を持って階段を上がってくれた。
私が渡したcasaの連絡先に電話までしてくれた。
「あと10分で来るって!」
お兄さんは爽やかな笑顔で一つ上の階へ上がって行った。
お兄さん、本当にありがとう〜〜〜!!
🇨🇺
ところが。
待てど暮らせど、やはり来ない。。。
蒸し暑く狭い扉の前で、ひたすら待った。。。
しばらくして、私はある事を思いついた。
昨夜のホテルには、ウェルカムドリンクのテキーラなどが瓶で置いてあった。
私は飲めないが、casaの人にあげようと思って持って来ていたのだ。
このお酒、あのお兄さんへのお礼にしよう!
一つ上の階へ上がり、扉の前にお酒とメッセージの紙を置いた。
”助けてくれてありがとう!このお酒をプレゼントします。日本人女より”
こっち側に置いた方がいいかな・・?などと少し場所をずらしていたちょうどその時、
偶然にも扉が開いてあのお兄さんが顔を出したのだ!
「あれ?!まだ来ないの?」
「暑いでしょ、中に入りなよ!」
🇨🇺
初めてのキューバ。
初めて会った知らないキューバ人。
いきなり家に入るなんて、大丈夫かしら・・??
と、0.1秒くらい思ったが、
良い人そうだし・・と思い、促されるまま家に入った。(※危険なのでやめましょう)
ここがまた、すごーくモダンな家だったのだ!!
宿泊したcasaよりも、もっと高級そうなソファやら、家具やら、絵画やら・・・
広いし、モデルハウスみたいにオシャレ!!
これが、私が初めて足を踏み入れたキューバの民家だった。
想像と違い、あまりにも立派だった。
🇨🇺
室内は失礼かと思って撮らなかったのだが、
バルコニーは撮らせてもらった。
宿泊したcasaとは間取りも違うし、バルコニーも広い。
見える景色も全然違う。(最上階)
「その帽子いいね〜」などと言いながら、私を撮ってくれたりもした。
「あそこに見えるのが●●で、こっちが●●で・・・」と、色々説明もしてくれた。(理解はできなかった)
本当にフレンドリーで親切な人だった。
あの時、家に誰もいなかったけれど、一体何人で住んでいて、収入源は何なのか?!
あのマンション(?)の住人は、もしかしたらみんなすごいお金持ちなのかも。。。
🇨🇺
この後、ようやくcasaの奥さんが到着して、私は無事チェックインできたのだった。
結局、1時間遅れ??もっと??
あのお兄さんに会っていなければ、あの炎天下の道路で1時間以上も待たされるところだったのだ!
これまた、なんてラッキーだったのだろう!!!
初めて降り立った街で、いきなり知らない人の家に招待されるなんて、
考えてみたら、この時点から既にミラクルな旅だった。
あのお兄さんの家、室内も撮らせてもらえばよかったなぁ〜〜!
ちょっと後悔!
〜つづく〜
(宿泊したcasaのバルコニーから。ハバナ中心部ではこんな風に家が密集している)
〜つづく〜








