ＮＨＫ杯、フランス大会の結果見て、コレ ひょっとしたら この勢いのまま行ってくれちゃう
と、かなり確信ある期待をしていたら、ホントにやってくれちゃいました。
日本女子シングルのシニアGPファイナル初参戦初制覇 は
2005年 浅田真央以来 13年ぶり。
日本女子選手のGPファイナル制覇は
2013年 浅田真央以来 5年ぶり。
当分 ロシア選手が席巻し続けると思われた女子シングル、3A跳べる紀平選手は大きな強みだと思っていたけど、正直ここまで 
とはっ
フリーの演技構成、3A×2（片方コンビネーション）、3Lｚ×2（両方コンビネーション！） エッジエラー問題なし。回転きっちり回る。加点いっぱいもらえる質の高いジャンプ。他の要素も ほとんど レベル4。
死角まったくなし
4回転跳ばない男子と同レベルじゃん。
演技構成点も ザキトワと 0.3点しか変わらないし、このくらいの差だったら パーフェクトに滑れれば敵なしじゃないの 
ファイナルでは SPも 3A 
と決めて 世界最高得点（82.51） 
とっても素敵なプログラムだった。 
おしのびでこっそり地上に舞い降りた、可憐で愛らしい おちゃめな月の精のよう。
スケート靴を履いた かぐや姫 
紀平選手、“踊る” ということを とてもよく心得ている。
どうしても ジュニア上がりの若い選手は、ジャンプが決まっても 表現が粗っぽかったりするけど、
この選手の場合は “初々しさ” はあっても、決して 稚拙じゃない。
さすがに 姉弟子さっとんにはまだ及ばないかもしれないけど、それでも 十分 上品でエレガント。
しかも こんなに高難度の技術をちりばめているのに すごく冷静。
フランス杯で、FP冒頭の 3A 失敗した後、次のアクセルからの連続ジャンプをすぐさま 2A+3T に切り替えて成功。
ファイナルのFPでも、やっぱり最初の 3A ミスっちゃったあと、次のコンビネーション、セカンドジャンプを 2T に落としてきっちり決めて、そのかわり 3Lz からのコンビネーションのセカンドを 3T にして成功。
ジャンプ組み替えて、それをきっちり決めちゃうんだもん 
ふだんから シミュレーションして、そういう練習もしているのかしら。
スケート選手・・・ に限らないだろうけど、スポーツ選手って 頭も良くないと 
ね 
北京五輪で 
が目標、と。
それまで、そりゃ彼女だって 好不調はあるかもしれないし、身長や体型の変化にぶちあたる可能性もあるだろうけど、このまま伸びていけば 限りなく実現すると思う。
憧れの真央が 
で 惜しくも 逃してしまった 他ならぬバンクーバーの地で、真央の切り札でもあった 3A を武器に優勝したんだから、是非そのレガシー（技術も芸術性も）を受け継いでいってほしい。
4回転も本格的に挑戦するみたいだけど、怪我には気を付けて。
ＴＶ局やスポンサー、マスゴミ マスコミも 梨花 サマサマだわね。
結弦が欠場することになって 話題性半減しちゃうところを、日本女子初のGPシリーズ連戦連勝して ファイナルに乗り込んで、真央以来の優勝、なんて “出来過ぎ” ドラマ 作ってもらっちゃって。
まさに 救世主。
くれぐれも 変に持ち上げたり、スケートとは全然関係のないことで話題ふりまいたり、期待していた結果が出なかったと手の平返しするような愚行はしないで欲しいワ （去年の真凛みたく）。
GPシリーズなんて、本来は小手調べ。
今月末には 泣く子も黙る 全日本選手権。
本番は 年明け（四大陸選手権、世界選手権）だということを お忘れなきよう。
間違いなく ザキトワの闘争心に火を点けただろうし。
でも、きっと 梨花は “持っている”。
今シーズンの 世界選手権 は母国開催（2019年3月20日～24日 さいたまスーパーアリーナ）。
時差の心配なし。言葉の心配なし。ごはんも美味しい。
お祭り騒ぎに浮かれることなく、きちんと目標を立てて やるべきことをやれる賢さを持っているから、また 私たちを興奮させてくれることでしょう。
ガッツポーズも 
ジャッジスコア（採点表）
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