サレルノへ再び | サオリンの欲張りイタリア新婚旅行ブログ

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朝7時過ぎのバスに乗り込み、約一時間かけてサレルノへ到着!


降りると 大勢のイタリア人に混じって、イタリア人そっくりな佐藤さんが待っていてくれました!

サレルノからマテーラ最寄りの駅、フィッランディーナ行きの電車に乗るまでの一時間位、佐藤さんと過ごせる!
フィッランディーナからマテーラまでは通常バスを利用するのが最安値だが(約一時間)
私達は、新婚旅行なこともあり、早くマテーラへ着きたかったので、フィッランディーナからは個人で現地のタクシーを予約したのだ。35ユーロ

なぜ予約かって?
田舎過ぎて、待機のタクシーは居ないからだ。笑

アマルフィからは、万が一バスに乗り遅れたり、渋滞のことを考え、サレルノへは早めにやってきたのだ。

雲が多いものの、晴れているサレルノに来れた!






サレルノのアパートメント。
スタイリッシュだ!




バールで コーヒーを飲みながら佐藤さんに色々話を聞いてもらった。
サルデ リーゾ に行けなかったと言うと、佐藤さんが先日行った際に買ったレモンのジャムを一瓶くれました。泣

ありがたや。。。。

佐藤さんには本当にお世話になりました。

旅先でこんなに素敵な人に助けてもらったことは、後にも先にもないでしょう。


しかし
実は、まだ食べてません!笑
勿体なくて、手を出せなくて。。。。
旦那くんが、パンを食べるたびに
佐藤さんにもらったジャムがあるやん♪
と言うのを、頑なに拒否している私。笑


そのくらい、私にとったら貴重なのだ。

パンじゃなくて、ヨーグルトとか、アイスクリームにかけて食べたい。うん。

簡単には開けたくない瓶の蓋。




イタリアの人は朝食をバールで摂る人が多いらしいので、朝でもまあまあな賑わいだ!


佐藤さんのかけていたイタリアンなサングラスを借りて記念撮影♥
完全に嬉しがりなおバカさんだっw





お話をそうそうに、駅へ案内してもらい、ホームへ向かう。
もちろん佐藤さんもホームまで、ついてきてくれた。

電車は、どうやら30分ほど遅れている。

よかった。佐藤さんと居る時で。。。。汗
ベネチアからナポリに来た時は、電車は遅れなかったので、さほど不安になることはなかった。

おしゃべりしながら待っていると

日本人ですか?
と、話しかけてきたバックパッカーの日本人男性。

聞けば行き先はマテーラ!

イタリアを一人で一ヶ月ほど旅しているらしいが、いく先々で、マテーラが素晴らしいと聞くので、急遽アテもなしに行くことにした。というのだ。


明るい懐っこい人で、なんと、同郷 大阪の人だ。

持参していたチケットが使えるかどうかなど、佐藤さんに聞いていた。
そして久しぶりに日本人に会ったのか、イタリアに来てからの話、失敗談をしゃべるしゃべる!


佐藤さん、チョイ苛ついている様に見えた。笑

気のせいか?

佐藤さんに気安く話しかけるなんて、なかなかやるな。←どんだけ信仰してんねんw

しかし、一人旅なるもの、このくらいのバイタリティないと、無理です。
人懐っこくて損はありません。
中にはツンとした一人旅の日本人も多いです。
そんな彼を私は結構気に入った。←なに目線?w

旦那くんは、初めてバックパッカーの人に出会ったので、ひたすら すごいなー。俺には考えれん事や。 いやぁ、すごい。
と、関心していた。

そうだね。
いろんな人生。バックパッカーすれば偉い訳じゃないんだけど、旅に出ることはプラスになることも多い。

必ず何か形になるわけでもない。

それでも、人は時に旅に出る。

旦那くんは私と一緒にならなければ、日本から出ることは考えなかったと言う。

きっかけは人それぞれだ。

旦那くんはとても関心していた。


そんな面白いバックパッカーの彼だったが、列車は指定席で、離れていた為、ほんの少ししか話せなかった。

佐藤さんは、列車が来ると、発車ギリギリまで一緒に車内に居てくれた。

本当は冗談抜きでもう少しで、降り遅れるとこだった。汗

優しい佐藤さん。

本当に最後までありがとうございました。

もし私が独身だったらば、佐藤さんと一緒にインドに行ってみたかったです。笑


同じ日本人。

なんと一ヶ月後に帰国されるそうなんで、いつかまた絶対再会を果たしたいと思います!


ちなみに、そんなしっかり者の佐藤さんが この後スペインに旅行に行き、なんとカメラをスラれたらしいです!笑

私達にくれぐれも気を付けるように!なんて言って、僕がやられましたとメールが来た時は 不謹慎ながら 笑ってしまいました。すいません。汗


さて、列車にゆらり揺られて、約三時間。
ポジターノで買ったワインの残りを午前中からあおりながら眠気と戦い。。。。
フィッランディーナに到着です。

到着すると、バックパッカーの彼が、今からバスに乗ります!
と、声をかけてくれた。

タクシーに一緒に乗りますか?

と、言おうか迷ったが、さすが旅人の彼。

私達に頼ろうなんて考えもしないような笑顔で

よい旅を!

っと去っていきました。

マテーラは狭いので、また会えるかと思いましたが、彼と会うことはありませんでした。

よい旅になったことを祈ります!


さて、駅に着くと、私の名前のプラカードを持ったおじさんが待っていました。


列車が遅れたことを謝ると、

問題ない。

と、


無愛想。。。。


ありゃ?


車に乗り、
ここからマテーラまでどのくらいですかと聞くと、
こちらも見ずに

30分だ。

そして、ラジオの音量をあからさま大音量に上げた。

喋るなってか。

んー期待外れ。


まぁ現地のタクシーを直接手配したので、こんなもんか。。。。


ちょっとイラつく。笑


タクシーのおじさん 見えますか?ミラーに映る鋭い眼差し。w


そして飛ばす飛ばす!

乗り心地は悪くなかったが、雰囲気は悪い。

ひたすら田舎町を走る。





マテーラの、車で入れる所まで着くと、大荷物を抱えた私達に気を使うこともなく、もちろん荷物を持ってくれるわけもなく、颯爽とホテルまで一目散。

追い付くので必死な私達。
なぜなら、石畳が最強すぎて、スーツケースが引けず、抱えなきゃ行けなったのだ。


ホテルが見えると

あれです。 じゃ。

っといった具合だった。


くっそー!


旅行会社を通さないと こんなこともある。

まぁ、格安なタクシーだから仕方ないのかな。

自分の国に来ている旅行者に、ちったぁ歓迎の言葉もないのか?

日本と同じ様なサービスを求めてはいけないんだとわかってはいますが。


感動する暇もありゃせん。
初っぱなからどっと疲れた。

しかし、遂に マテーラにやってきましたぞ。

ワクワクがとまらない。



続く。