市街地にも播種
今日の菜の花です。

町内中須田地区の道道江差木古内線沿いの市街地にも、
菜種を40a播種しました。
地権者の方が今年の春に真っ黄色の菜の花を見て、
自宅の周りの畑地に花を咲かせてもらいたいと要請があり、
賃借契約をして栽培することにしました。
22日の「菜の花種まき」体験会終了後に播種しました。
天の川・菜の花プロジェクトの取り組みと
菜種栽培でマスコミの取材を受けました。
また、函館開発建設部から
北海道開発局が主催する
「わが村は美しく-北海道」運動の
第5回コンク-ル(2010年)に
応募していただけたらと
担当技官が訪れて要請もありました。
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自民大物10人衆
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予想外の落選危機 自民大物10人衆
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「民主300議席超」を伝えた報道各社の情勢調査。中でも驚愕なのは、「この人だけは堅い」とみられてきた最後の牙城までもが、危なくなっていたり、既に抜き去られていることだ。
「あの小池さんが、15ポイント差で負けているというデータまであるそうです」 こう話すのは東京の自民党関係者。
小池百合子(57・東京10区)は、ほんの1カ月前まで、選挙区外の日本橋の百貨店で自著のサイン会を開く余裕だったのに、今は焦りまくっている。公示日には小泉元首相に応援を頼み、幸福実現党と一緒に街宣を行う“禁じ手”にまですがった。
というのも、相手の民主・江端貴子に強力な助っ人が2人も付いたからだ。 前回、小池と戦った小林興起は、江端勝利と引き換えに民主比例単独候補になった。
民主に入党したばかりの田中真紀子は、この1週間で、2度も江端と一緒に遊説。民主党は「打倒・小池」に照準を合わせているのだ。
野田聖子(48・岐阜1区)も、既に劣勢だ。
「前回、佐藤ゆかりを支援した自民党支持者の一部が、民主の柴橋正直の支援に回っています。さらに、佐藤派だった元県議が、自民を離党し、民主の比例単独候補になったことも野田を苦しめている」(地元記者)
柴橋は小沢一郎政治塾出身の小沢チルドレンだ。
●現職閣僚、派閥領袖も苦戦
古賀誠が途中で選対委員長を放り投げたため、事実上、自民の選対実務を仕切っている菅義偉(60・神奈川2区)は、人の心配をしている場合じゃなくなってきた。「広末涼子のいとこ」だけがウリの元経産官僚・三村和也に横一線に並ばれてしまった。
選挙に不安がないことが理由で選ばれた現職閣僚の中でも、「強い」といわれてきた佐藤勉総務相(57・栃木4区)と森英介法相(60・千葉11区)も苦しくなってきた。
佐藤は民主の国対委員長・山岡賢次に頭ひとつリードされ、森は元町議の新人・金子健一と横一線。3代続く森の世襲地盤は強固とみられてきたが、これまでか。
保守王国北関東の最後のトリデ、額賀福志郎(65・茨城2区)は62歳の元大洋村長に、故・梶山静六の長男である梶山弘志(53・茨城4区)は元議員秘書に、ついに追いつかれた。
派閥領袖の3人組、伊吹文明(71・京都1区、谷垣禎一(64・京都5区)、二階俊博(70・和歌山3区)もまさかの大接戦に持ち込まれている。自民党は中核部分も崩れ始めた。
(08月25日/ 提供:ゲンダイネット/日刊ゲンダイ2009年8月22日掲載)
初耳の団体から推薦状も
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「民主の風」便乗続々
初耳の団体から推薦状も
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衆院選の世論調査などで「民主党優位」が伝えられる中、業界団体などが新たに民主候補に推薦状を出す動きが出ている。
民主党公認候補ではないのに「民主」の文字を強調したポスターを張ったとして、民主党側から抗議を受けるケースも。
一方、「劣勢」とされる自民党側は、民主の政策などを強く批判する冊子を作って陣営に配るなどの「ネガティブキャンペーン」を展開。30日の投開票日が迫る中、政権を巡る攻防は激しさを増している。
東北地方の民主候補は地元の食品関連団体から20日付で推薦状を受け取った。
これまでなかったことといい、陣営幹部は「地元の歯科医師会や郵政関連のグループなど、今まで自民支援だった団体や名前も聞いたこともない団体が推薦状を持ってくる」と苦笑する。
西日本の国民新党の公認候補陣営では、チラシに「民主党が強力に推薦」と大書し、街頭では「民主推薦」を連呼する戦術。
陣営幹部は「勝つために、民主の風を受けたい」ともくろみを隠そうともしなかった。
東京都内の選挙区では、無所属の男性候補が「初代民主党候補」「民主の風を」などと書いたポスターを掲示。 同じ選挙区では国民新党の公認候補が民主の推薦を受けており、22日に国民新党と民主党が共同で抗議の記者会見を開く事態に。
無所属候補の陣営では「問題ないと考えている」とするものの、その後、別のポスターに張り替えた。
◆自民、政策批判で対抗◆
都内で23日に行われた民主・鳩山代表の街頭演説会場。聞き入る聴衆の間を縫うように、地元の自民候補の運動員が同党本部作成の冊子を配って歩いた。
冊子は表紙に「民主党さん本当に大丈夫?」とあり、民主党の政策への疑問や問題点を指摘する内容。
その場にいた民主党関係者からは「ここまでやるのか」と反発する声も出たが、冊子を配った運動員らは「もともとこの時間に(自民の)候補が演説をする予定だった。
民主との話し合いで(演説を)取りやめたが、冊子は予定通り配った」と話した。
自民党本部作成の冊子には「知ってビックリ民主党」などと題されたものもあり、この冊子では、民主党と労働組合との関係、政策を巡る党内の意見の食い違いなどを指摘している。
自民候補の選挙事務所に積まれたり、戸別に投げ込まれたりしており、同党のホームページでダウンロードできる。 これについて同党政務調査会では「事実を書いたまでのこと」ときっぱり。
一方の民主党は「政権党としての品位を汚している」などとコメントしている。 (8月25日/読売新聞)
衆院選終盤情勢
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衆院選終盤情勢 政権交代は確実
民主、300議席確保へ
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産経新聞社は24日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による衆院選情勢に関する世論調査(20~23日)に、全国総支局の取材を加味して、30日に投開票日を控えた選挙戦の終盤情勢をまとめた。
自民党は個別の選挙区で盛り返す動きがあるが、民主党は選挙区と比例代表双方で優位に立ち、単独で300議席を確保する見通し。政権交代は確実な情勢になった。
自民党は解散時勢力から半減以下の130議席程度にとどまる可能性が高まっている。ただ、投票態度を明らかにしていない有権者はなお3割を超えており、情勢が変化する可能性もある。
自民党は選挙戦の主導権を握れず、これまでに60議席しか固め切れていない。
北海道、山梨、静岡、沖縄など12道県で全議席を失う恐れが出ているほか、4年前の郵政解散・総選挙で選挙区の議席をほぼ独占した東京、千葉、神奈川でも議席を大きく失う可能性が大きい。
中川昭一前財務相や山崎拓元副総裁ら派閥領袖や閣僚経験者も厳しく、海部俊樹、森喜朗両元首相らも当落線上でしのぎを削っている。比例代表でも50議席前後と、民主党の半分程度にとどまりそうだ。
公明党は20議席を固めたが、選挙区では太田昭宏代表を含め当落線上の候補が多く、解散時勢力の確保は困難な情勢だ。
自民、公明両党の執行部は「自公での過半数確保」を目標とするが、このまま推移すれば、過半数を大幅に下回り、下野する可能性は高い。
民主党は政権交代を訴え、子ども手当などの生活に直結したマニフェスト(政権公約)を掲げた戦略が奏功している。
解散時勢力の112議席を大幅に超え、選挙区ではすでに191議席を固めた。大都市圏だけでなく、北海道、東北、関西、北信越など地方でも有利に戦い、単独過半数(241議席)はもちろん、全常任委員長ポストと過半数の委員を確保できる「絶対安定多数」(269議席)も超える勢いだ。
共産、社民両党は解散時勢力(共産9、社民7)を1~3議席下回る見通し。国民新党は選挙区で3議席、渡辺喜美元行革担当相が代表を務めるみんなの党は選挙区で2議席を固めつつある。
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「野党も悪くない」
小泉元首相、チルドレンを激励?
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自民党の小泉元首相は24日、
前回総選挙で当選した大阪府内の
「小泉チルドレン」の事務所や
個人演説会を激励して回った。
自民劣勢と伝えられるだけに
「たまには野党になるのも悪くない。
自民党は100議席以下になる」と
悲観的な発言が目立った。
小泉氏は吹田市の個人演説会で
自民の前職候補を
「典型的な落下傘候補だったが、
うまく着陸した。
自民党が仮に野党になっても
議員を続けてほしい人だ」と激励した。
金で苦労している市民感覚がわからない?
麻生財閥の御曹司は
日々お金の心配をしている
市民感覚がわからない。
秋葉原で べらんべい調の話しをするが
庶民感覚を繕っているにすぎないことが、
発言の言葉のそこかしこに
出てしまうものだ。
だから学生の対話集会でも
本心がつい出てしまうのだ。
官房長官が釈明すると
ますます腹立たしい思いである。
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首相「金がねえなら結婚しない方が」
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麻生首相は23日夜、
東京都内で開かれた学生との対話集会で、
参加者から
「若者に結婚するだけのお金がないから
結婚が進まず少子化になるのではないか」と
聞かれたのに対し、
「金がねえなら結婚しない方がいい、
おれもそう思う。」
「うかつにそんなことしないほうがいい。
おれは金はない方じゃなかった。
だけど結婚は遅かった。」
「稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、
なかなか難しい」と話した。
この発言について、
河村官房長官は24日の記者会見で、
「表現は直截(ちょくさい)的だが、
むしろ若者の就職対策を進めなくてはいかん
という思いが出たのではないか」と釈明した。
フランチャイズという企業の横暴
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「24時間営業を強要」と提訴
=セブンイレブン加盟店主ら-東京地裁
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フランチャイズという企業の横暴
コンビニ最大手の
セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区)が
24時間営業と公共料金などの収納代行業務を
不当に強要しているとして、
フランチャイズ契約を結んだ加盟店主10人が24日、
同社を相手取り、
強要をやめるよう求める訴えを東京地裁に起こした。
原告らは
「優越的地位の乱用禁止を定めた独禁法に違反する」
と主張している。
訴状によると、
同社との付属契約書は「特別の合意をしない限り、
24時間未満の開店営業は認められない」としているが、
24時間営業は原告らの負担を著しく増加させ、
同社側は変更に応じないと主張している。
また、収納代行業務についても、
原告らの了解を得ることなく、
一方的に課せられたとしている。
この結果、強盗に遭う危険性や運営コストが増大。
原告らは人件費を抑えるため、
1週間に1日の休みもなく、
夜間の12時間勤務も余儀なくされているという。
(8月24日配信 時事通信)
「ボーダー」な派閥トップ・1
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「ボーダー」な派閥トップ・1
(8月24日 AERA)
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求心力低下が言われて久しい自民党の派閥。
それでもそれなりの影響力を発揮してきた。ところが今回は、領袖級が落選危機。自民党よ、どこへ行く。 オールバックの頭髪から汗がにじみ出ても、ぬぐおうとしない。背筋はピンと伸ばしたまま。表情を崩すこともなく、右手でマイクを握る。
衆院選公示日の18日、午前10時すぎにもう気温30度を超えた福岡市で、第一声を上げた山崎拓(72、福岡2区)は普段と変わりがない──ように見えた。
しかし、付き合いの深い市議は、最近の山崎の変化に気づいていた。あまり動くことのない左手が、演説の力点に合わせ3度、4度と前に出るようになったのだ。「身ぶり手ぶりを交えた演説が明らかに多くなった。これまでにない懸命さを感じる」
当選危ぶまれる実力者
最大のライバルと目されるのは、東大卒イケメン元商社マン、民主党の稲富修二(39)。マスコミの多くが、山崎の苦戦を報じている。
それだけに、山崎は必死だ。陣営によると、これまでほとんど取り組んだことがなかった戸別訪問を昨秋からスタート。400軒以上回った日もあったという。
選挙期間中は200カ所以上を目標に街頭に立ち、ミニ集会も50回に及ぶ。その演説ではたいてい、 「選挙区は山崎拓、比例は公明」のフレーズを入れるのだ。
「逆風であることは間違いない。山崎本人も『厳しい』と言っている。手を振ってくれる人の数が前回よりだいぶ減っているようだ」(真次道夫秘書) 山崎といえば、党幹事長や副総裁をつとめた自民党の実力者だ。さらに、山崎派(近未来政治研究会)を率いる「派閥の領袖」でもある。
各派閥の影響力が低下したとはいえ、党総裁選やポスト争い、党内の意見集約などで、派閥が一定の力を維持しているのも事実だ。自民党の国会議員(衆院は前職)の86%が、八つの派閥のいずれかに所属。それこそが、派閥の力を認め、メリットを感じている議員がなお多いことの表れと言っていいはずだ。
自民党苦戦が伝えられる今回の選挙は、その派閥のトップまでもが当選を危ぶまれる事態になっている。しかも、それは山崎だけにとどまらず、「格上」の派閥の長たちにも危険信号が点るという、前代未聞の非常事態だ。 町村の応援は1日だけ 「過去8回の選挙で経験したことのない厳しさがあります」 北海道北広島市。自民党最
大派閥・町村派(清和政策研究会)会長の町村信孝(64、北海道5区)は、第一声後の街頭演説でそう訴えた。 「厳しさ」も、選挙演説の常套句ともとれるが、実感がこもっていたのは間違いない。
民主党元職、小林千代美(40)の陣営にはこの日、接戦区にしか入らないとされる党代表代行の小沢一郎が督励に訪問。5区の戦いは「互角の勝負」との観測も広がっているからだ。
8回連続で当選を果たしてきた町村は、外相や文部科学相、官房長官を歴任。抜群の知名度を背景に、従来の選挙なら、全国の同僚を応援するため、自らの選挙区は留守にすることが多かった。
例えば、12日間の選挙期間中、党総務局長だった前々回は8日、外相を務めていた前回は5日、自派閥候補らの地元に飛んで、演説をした。 それが今回は、1日だけだ。
「要請はずいぶんあったし、公示1週間ぐらい前までは4日ほど検討もした。でも、自分が落ちたら元も子もない、という話になった」 選対本部長を務める道議の原田裕はそう事情を説明する。
「大臣をやり、派閥の領袖になり、政権の真ん中にいたことが、今回の選挙では大きな逆風につながっている。本人も相当な危機感をもっていて、支持を訴える電話を自ら1日100本以上かけることもある」 森喜朗(72)、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫(73)の各首相が輩出するなど、同派はこの10年近く大きな存在感を示してきた。
それが、町村に加え、小沢の送り込んだ刺客の猛追を受ける森や福田、一度は引退を宣言した中山成彬(66)、元官房長官の中川秀直(65)らも、町村同様に選挙区から離れられない選挙戦が続いている
冒頭の山崎派に至っては、会長の山崎に加え、副会長の3人=元法相の保岡興治(70)、元通商産業相の深谷隆司(73)、元党幹事長の武部勤(68)=までもがそろって危険水域にあるとされる。(文中敬称略)
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
「ボーダー」な派閥トップ・2
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「ボーダー」な派閥トップ・2
(8月24日 AERA)
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大物落選で若返り
仮にこれらの役員が落選した場合、派閥は急速にまとまりを失う可能性がある。
そのとき、何が起こるのか。
永田町の派閥に詳しい草野厚慶應大教授は、「わりと票を取って当選した中堅以下の議員たちが、ここで一度チャラにして、新たな仕組みをつくろうという動きを見せることが考えられる」 としたうえで、こう続ける。
「構造疲労を起こしている派閥を抜本的に変えたいと思っている人にとっては、目の上のたんこぶが取れ、いいチャンスになる。派閥の世代交代が起きるでしょう」
領袖級が全滅なんてことはないとしても、例えば、町村派でもしものことが起きたとすれば、元首相の安倍と同じ50歳代に派閥運営の中心が移ることも考えられる。山崎派でもそう。選挙に強い行政改革担当相、甘利明(60)や元国土交通相の石原伸晃(52)あたりが主導権を握るかも知れない。
大物の落選を機に若返りの可能性があるのは、もちろん両派閥に限った話ではない。 保守本流を標榜する古賀派(宏池会)は、会長の元党幹事長古賀誠(69)と元農林水産相太田誠一(63)が同じ福岡県で大苦戦を強いられているのだ。
派閥解消に至る場合も
伊吹派(志帥会)でも、会長の元党幹事長伊吹文明(71)や、「もうろう会見」で国内外の不評を買った元財務兼金融相中川昭一(56)らは過去にない苦しい選挙戦だ。
田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三らの歴代首相を出した第2派閥の津島派(平成研究会)も同じ。 会長の元厚相、津島雄二(79)が周囲に相談することもなく引退を決意。後継は選挙後に決める予定だが、副会長の元経済企画庁長官、船田元(55)と党総務会長の笹川堯(73)、元防衛相の久間章生(68)らの選挙情勢はいずれも厳しい。
こうしてみると、7派閥(津島派除く)のうちの実に4派閥で、領袖が国会に戻って来られない事態も想定されているのだ。 一方、安泰とみられているのは、麻生派(為公会)の麻生太郎(68)、高村派(番町政策研究所)の元外相、高村正彦(67)、二階派(新しい波)の経産相、二階俊博(70)の各領袖。
しかし、これらの派閥はいずれも20人以下の小集団。いくら会長が難局を乗り切っても、所属候補に落選が相次げば、派閥の体をなさなくなることも十分考えられる。結果次第では、ついに派閥解消に至るケースも起こりそうだ。
自民党を研究してきた野中尚人学習院大教授はこう話す。「野党になれば今の派閥はなくなるだろうが、違うかたちの集団ができるだろう」 自民党の候補同士が争った中選挙区制から政党同士が激突する小選挙区制に変わって、選挙の主導権は派閥から党に移行。さらに、小泉政権が派閥人事のシステムを破壊してからは人事も握れなくなるなど、派閥の求心力はすでに大きく失われているという。
「ただ、自民党は今の派閥に代わるモデルを知らない。新たなグループをつくるとき、現在の派閥をベースにしたり、今の領袖たちが再構築に乗り出したりするかもしれないが、それでは抜本的な改革はできない。
政策で共鳴する議員たちが、説得力のある人をリーダーに選ぶシステムをもった集団をつくらないと、自民党に将来はない」(文中敬称略) ※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
「ボーダー」な派閥トップ・3
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「ボーダー」な派閥トップ・3
(8月24日 AERA)
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意味失った現在の派閥
派閥をめぐってはこれまで、「金権政治の温床」「密室政治の原因」といった弊害が指摘されてきた。派閥の解消がさかんに論じられ、党としてそれを宣言したことも何度かあった。
しかしいずれの場合も、行動がともなわなかったり、例外規定を抜け道にしたりし、派閥がなくなることはなかった。小渕元首相はかつて、「派閥はなくならない。人間は一人では生きられないのだから」との言葉を吐いた。派閥の数や顔ぶれは変わっても、「数は力」を信じる議員らは、群れることをやめはしないのかもしれない。
それにしても、公認といった選挙まわりのことは党中枢が握り、選挙応援もままならない領袖級ばかりの派閥にあって、若手は、現状をどうみているのだろう。
古賀派に、郵政選挙で初当選した小泉チルドレン、木原誠二(39、東京20区)という候補が所属している。かつて宏池会を率いた元首相宮沢喜一が中高の大先輩で、財務省時代に同会の議員と交流があったことから同派に入った。
その木原は、選挙の資金や人材の支援はまったくないながらも、政策づくりのノウハウを吸収するうえで、派閥は有用だというのだが、領袖の古賀が落選した場合について聞くと、「古賀派があるのは古賀氏にリーダーシップと人間的な魅力があるから」 と領袖の存在感の大きさを強調。落選すれば派閥は解散になるだろうとの見通しを示す。
一方で、領袖の当落に関係なく、現状の派閥のあり方には問題があり、その限界に気づくには党としての「負けっぷり」がある程度大きいほうがいいと考える若手もいる。「今の派閥は人事を硬直化させた。そのうえ、総裁選で領袖を担がず、派閥横断的にいろんな人を推すようになってからは、意味を失っている」
実力者を追放したツケ
三重2区から立った新顔の鈴木英敬(35)はそう語り、さらに続けた。「今後はテーマごとに政策グループができ、議員はいろんなグループに所属できるようになるのが理想」 現在の派閥が変質するにしろ、まったく新しいグループが出現するにしろ、純粋に政策をベースにしたグループが自民党にできるのだろうか。
自民党本部に約20年間勤務した、政治アナリストの伊藤惇夫はこんな見方を示す。「これまでも『政策集団』というのはいくつもあったが、まともに政策を考えていたところはひとつもなかった」
今の自民党には、集団を形成するための「芯」になる人物が見当たらない。人材育成を怠り、郵政選挙などで実力者を党から追い出したツケだ、と解説するのだ。
うなずける話だ。郵政選挙では、平沼赳夫、綿貫民輔、亀井静香ら領袖級の実力者が自民党から追いだされた。加えて、30、40代が活躍する民主党と対照的に、自民党の核は60、70代。たまに30代がいれば、3代目、4代目の世襲議員がほとんどだ。
派閥再編負け方次第 「世襲制の弊害もあって、自民党にはしたたかな人間がいない。再生はかなり難しい。派閥がどうなるという次元の話ではなく、党からどんどん人が出て行き、自民党の崩壊が始まる」(伊藤)
前出の草野は、これまでも存在した派閥横断的な勉強会を起点に、派閥の再編が起こる可能性があるとみるのだが、自民党の負けっぷりにもよるという。
「仮に領袖級が次々と小選挙区で落選し、比例でも復活できないようなことになれば、自民党内は新たなグループが星雲のように存在する状態になるかもしれない。
これまで党内の擬似政権交代ばかりに一生懸命だった頭を冷やすいい機会となり、虚心坦懐に有権者の考えに耳を傾け、勉強するようになるかもしれない」
では、負け方が小さければ?「今の派閥の骨格はそのままに顔だけすげ替えて再起を目指すことが考えられる。党としては、イメージのいい人を党首にし、参院選に臨むだろう。
政権交代したとしても、民主党政権が行き詰まり、選挙が近いとなれば、派閥の結束力はまた一気に高まる」 派閥領袖たちの去就が、自民党の行方を占うことになりそうだ。(文中敬称略)
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。












