奈良県大和郡山市を歩く7
放浪日2019年12月15日
洞泉寺町にある【町屋物語館】で、多くのお宝や遊郭建築物をじっくり観られて満足しました
この後も大和郡山市をじっくり歩いて観てみましょう♪
洞泉寺町から20分弱歩いたら、この様な養殖場の光景が広がります
大和郡山市は郡山城の城下町として発展した地域であり
“金魚のまち”として全国的に有名であります
賑やかな町並みを外れた箇所に多くの金魚の養殖場が現存しているのです
日本で多くの人が金魚鑑賞をし始めたのは江戸時代中期だと言われています
大和郡山市に金魚が持ち込まれてきたのも同時期です
おお!いるいる!金魚だ!
養殖場ができ始めたのは明治初期時代であります
明治維新により多くの武士が仕事を無くしたことの救出処理の為に
当時の藩主が全国の金魚職人を招き入れ、金魚の養殖生産を元武士へ仕事として確立させたのでした
普通のため池に金魚がいるみたいですねw
大和郡山市は農業用のため池や水路が多くあり、水の便が良かったことや
水が綺麗だったこと、金魚の餌となるミジンコなどが発生しやすい環境だったことも重なり
多くの武士が金魚職人になっていったのでした
もしかして、あもんに気が付いて、寄ってきている?
餌をくれるのかな?と思っているのかもしれませんw
おおっ!泳ぐ図鑑【郡山金魚資料館】があるではありませんか!
“金魚のまち”ならではの資料館だと思います
迷うことなく行って観る事にしましょう♪
養魚場に囲まれた資料館です
養魚場の小屋のようですが“金魚の館”と書かれています
受付に誰もいなかったので、たぶん無料観覧自由なのでしょう
金魚が元気よく泳いでいました
金魚はフナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚です
横から観て『綺麗な柄の金魚だね~』と思っていたら
結構な“変な顔”でもありますw
“江戸錦”という品種でしたか
人間が突然変異と突然変異を配合させて作り、『これが良き』と品種にしたという作品でもあります
“らんちゅう”という金魚です
顔はコブだらけだけど、身体は美しいうろこです
背びれが無いのが特徴的だとか!!
この突然変異を良しと人間が判断して育てられている品種です
正面から観たら、とてもグロテスクな顔をしています
だけど、尾びれをしっかりと振って一生懸命に泳いでいる姿が愛らしいw
『あもん君のお家に連れて帰ってよ~』と言っているのでしょうか?w
グロテスクな顔して甘え上手ですねw
金魚は常に泳いでいるので、撮影が難しいことに気が付きました
この写真は何を撮っているのか?説明がないと分かりませんねw
“オランダシシガシラ”と言う金魚でしたか!
“らんちゅう”だと思って観ていたら違っていましたw
ゴジラの怪獣の様な名前ですねw
えっつ!怒っている?あもんを睨みつけていますよ!w
“水泡眼”と言う名の金魚で、中国では傑作と呼ばれる品種でありました
考えてみると、“突然変異”を“当然変異”として品種にするって凄いコトですよね
資料館なので資料や写真も展示されていました
金魚にまつわる本や雑誌や絵本などがあります
そして、浮世絵まで展示がされていました
金魚が庶民でも飼育できるようになったのは江戸時代の1800年頃と言われています
浮世絵として残っているという事は、庶民のトレンドとなっていたのでしょうね
この御夫人はザリガニを釣っていますけどw
『ママ~抱っこ~』とねだられても、ザリガニに夢中ですw
古文書の展示もありました
江戸時代から伝承されている金魚の交配が綴られているのでしょう
金魚は絵画で描いても愛くるしいですよね
熱帯魚や鯉とかも同じだと思いますが、眺めていると心が安らぐのは何故でしょうか?
洗面器が袋に入れられ、飾られています
なんですか?あれは?
サイン入り洗面器です
金魚を飼う用の洗面器でしょうかね?
鯉のえさ“スイミー”の広告幟が昭和です!!
しわくちゃ加減がまた良きw
この様な“金魚にまつわるお宝”が多く展示されている【郡山金魚資料館】でありますw
ということで、続きます





























