佐賀県唐津市を歩く7
放浪日2019年8月17日
佐賀県唐津市のマニアックを探していると
【唐津城】で唐津市の今昔写真を見つけました
唐津市は曳山、いわゆる“唐津くんち”でも有名な所であります
“唐津神社”の秋季例大祭の催し物のひとつで
14台の曳山が3日間、町を練り歩くそうです
祭り期間中の人出は延べ50万人を超え、昭和33年には曳山が佐賀県の重要有形民俗文化財に、昭和55年には曳山行事が国の重要無形民俗文化財に指定されました
更に、平成27年(2026年)にユネスコ無形文化遺産に登録されました
“くんち”って“供日”って書くんだったのですね!
【唐津城】の工事用仮囲いには“唐津くんち”の14台の曳山が展示されていました
おお!大迫力なシャチホコ!!
“くんち”は木組みに粘土で型を作り、和紙を2000枚近く糊や渋柿などで張り重ねします
型を抜き取り、竜骨を組んで下地を作り、色漆を塗り金箔で仕上げていきます
人が2人も乗れるぐらい頑丈に仕上がっている!
青獅子がドヤ顔で練りまわります
なんですか?これは?
酒呑童子と源頼光の兜と書かれていました
上杉謙信の兜です!良く観たらでっかい顔もあります!
そして、皆さんが笑顔で楽しそう!!w
赤い龍がいました!基本的にでっかい顔だけです!
本体は木製の4輪台車に心柱1本で支えられています
金獅子も真正面から観ると、ちょっとコミカルですw
制作期間はモノにもよりますが、3~6年と言われています
おお!めで鯛!!
ぴっかぴっかで可愛らしいぞ!
全漆塗の曳山の制作費はおよそ1~2億円となると噂されています
これは?浦島太郎らしいです!
恐竜の様な亀に乗って行ったのがリアルなのでしょうか?
主役の浦島太郎がちょっと弱そうw
“ゾンビランドサガ”も好評宣伝中!
このアニメは佐賀県を舞台にアイドルとして活躍する7人のゾンビの物語です
彼女らはアイドルグループ“フランシュシュ”を結成し活動をしています
このアニメが余りにも好評だったので
2021年から続編である“ゾンビドサガリベンジ”は放送されたのでした
もはや、ゾンビもアイドルになる時代なのですね~
さて、お次は【七ツ釜】と言う国の天然記念物を観に行ってきました
ん?どこ?と探していたら、遊覧船に乗ってでしか観られないということ!
【七ツ釜】は玄武岩が玄界灘の荒波に侵食されてできた景勝地です
断崖は深くえぐられ、その名の通り7つの洞窟が並列し、自然の驚異を感じさせてくれます
あれでしょうか?
岩肌が柱の様に規則正しく並んでいる“柱状節理”が大迫力ということですが
遊覧船は行ってしまいました
また今度、じっくり観ることとしましょう
波の状態が良ければ船で洞窟にも入られるそうですが!!
しっかりと計画を立てて時間を使うようにした方が良いですね
今日は波が穏やかみたい
イカの様な遊覧船で向かっております
『また、来てYO!』とレゲエラッパー君が言っていましたw
車は玄海灘に突き出た唐津市の東松浦半島を走っています
旅初めの台風通過が嘘のように快晴となりました
その沿岸のほとんどが“玄海国定公園”に指定されています
そして、次なる目的は“呼子のイカ”なのです!
“呼子のイカ”を食べる前に【呼子大仏】に旅の安全をお願いしに来ました
【呼子大仏】は、なんと、日本最古のコンクリート大仏なのです!
1922年(大正11年)の4月に造られたそうですよ!
なんとも穏やかな顔をしている阿弥陀如来像でしょうか
身体に亀裂が入っていますが、大丈夫でしょうか?
海で亡くなった方々の慰霊の為に造られました
えっつ!明治って書いていない?明治時代から小さいのがあったのかもしれません
『指がハートマークになっている!』と誰かが言ったため
現代で縁結びの神様にも昇格したそうですよ!w
あもんの様なボッチおっさんにも穏やかな顔で出迎えてくれましたから~
ということで、続きます