3基の無線塔に囲まれた“電信室”は、あもんの大好物な建物だった! | あもん ザ・ワールド

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長崎県佐世保市を歩く5

放浪日2019年8月16日

 

【針尾送信所】で約100年前に造られた壮観・壮麗・盛観な無線塔を観てきました

敷地内には3基の無線塔があり、それらを線で結ぶと正三角形ができるそうです

その中心には通信局舎である“電信室”が配置されています

お次はその“電信室”をじっくり観て行きましょう

嬉しいことに“電信室”も見学可能でした

こちらが入り口かな?内部は立ち入り禁止の様です

カメラズームで覗いて観ました

廃墟感が漂っています

えっつ!なんですか!この“電信室”はっ!

時の流れで自然に包まれているではありませんかっ!

無機質な建物を包み込む自然の姿!とても大好物です!

そして、後方に観えているのが2号塔!とても大好物な光景です!

読んでみると、アーチ屋根の上に砂や土を埋めてもう一つ屋根を造っている?

耐爆構造と言う初めて聞く構造です

やはり、アーチ屋根の上にもう一つ屋根を造っています

空襲などの攻撃から守る仕様になっているようです

おお!電信室の建設中写真が!昔の建設中写真も、大好物です!

足場は丸太ですから!!ヘルメットの概念がありませんから!お気をつけて!

頑丈なアーチ屋根は現在、壊さなければ観ることができません

国の重要文化財ですから、容易に壊すことはできないので、これは貴重な写真ですよね

この様になりましたか!アーチ屋根があったことは造った人しか分かりません

そして、約100年経つと、この様になりましたか!

廃墟感漂いますが、視点を変えると“新たな建物”に成長している気がします

ある意味、自然の驚異でもありますが、自然が建物を劣化から守っている気もします

全てが自然に包まれていないのは、建物側の抵抗なのか?

使われなくなった建物にはこの様なミラクルがたまに起こります

自然の生命力の凄さを実感しつつ、建物の耐久力の凄さも実感できます

現在の電信室の写真を観ると、自然の成長の凄さが分かります

ん?半地下式一部2階建て鉄筋コンクリート造と書いています

外観では分かりませんが、半地下となっているのか

ここまでの大空間が存在するのですね

外観では分からないので、中に入ると驚くシリーズですね

なんと!現在観えているのは2階部分だけだった件!

戦局悪化により1階部分を埋めたとか!!凄い国力だ!

国にとって、どうしても壊れてはいけない建物だったのですね

はい。落書きはしません

3つの塔が泣いてしまいますからw

1号塔も後方に観えますね

あの塔に電波を送り、世界に発信していたのです

発信する方面によって何号塔を使うかを選んでいたのでしょうか?

噂では真珠湾攻撃を命じた暗号電文が発信されたと言われています

それは、国家機密なので、証拠はありませんが

戦後はGHQに接収された後に海上保安庁に引き継がれ、1997年まで通信施設として使われていいたようです

建物に人が出入りしなくなったら、自然が力を発揮し始めます

建物が使われなくなって約20年

この様な芸術的な建物にしてくれた自然に感謝したいです

是非とも、建物内部も整備して見学できるようにして欲しいとも思いましたが

そうすると、この自然たちが撤去されることになります

この“電信室”は今からも人間が手を加えず、自然にもっと成長させた方が良いんんじゃないのか?と思いました

もともと、空爆から守るために隠れるように造られた建物です

現代でもその意志を自然たちが受け継いでいるとも考えられますよね

約100年間、必死に働いてくれた建物ですから

今はゆっくりと自然に囲まれながら余生を過ごしてほしいモノです

そして、我々現代人が見学に来て

『なんですか!この建物はっつ!』と驚いていたら、ニヤっとしてくださいw

しっかりとドヤ顔をして、現代人にそっと語ってください

誰にも分からないように、誰かだけの暗号を送り続けた“電信室”さん

現代では四季を感じながら自然に包まれて生き続けています

あもんもそんな余生を過ごしたいと想っています

建物看板の所は自然がちょっと遠慮している?w

そんな自然たちも良いヤツですよねw

いや~大好物をじっくり観られてお腹いっぱいになりましたよ!

お腹いっぱいになって満足したら、自撮りをしてしまう癖がある、あもんでしたw

 

ということで、続きます