岡山県笠岡市を歩く1~世界唯一の博物館【カブトガニ博物館】に行って観よう!~の巻 | あもん ザ・ワールド

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放浪日:2018年10月8日

 

“世界で唯一な博物館”があると聞いて“岡山県笠岡市”にやって来ました

笠岡市は岡山県と広島県の県境にある市で

隣の福山市と含めて“備後”と呼ばれている地域です

地形を利用して古くから良港を持ち海運業が栄えた町です

昭和41年から平成元年にかけて大規模な干拓事業が行われました

そしてこの地は、古くからカブトガニの生息地でありました


港を守る神様でしょうか?

海の男が漁をしています

大規模干拓事業により、カブトガニは生息地を失いました

絶滅の恐れが出てきたために、干拓事業終了翌年の1990年に

【カブトガニ博物館】がオープンしました

この【カブトガニ博物館】は世界唯一の博物館でございます

笠岡市は日本遺産を狙っておられました

カブトガニは2億年以上もこの地球上に生き続けている“生きた化石”です

存在は知っていても、その実態を観た人は少ないのではないでしょうか?

ちびっ子にも分かりやすく展示されています

ゆるキャラの“カブ二君”が地球の歴史を表現していますw

カブトガニの先祖は約5億年前に大繁栄していた“三葉虫”で

約2億年前に現在の形態に進化したそうです

カブトガニがジェットコースターに乗っているみたいですw

カブ二君は後に“カブ海”ちゃんと結婚し

“カブ希”と“カブ望”と言う名の子宝に恵まれました

先ほどの色んな色のカブニは、カブニ家だったのでしょうか?

えっつ!こんなにカブトガニってこんなにデカかったっけ?

メガロドンと呼ばれるサメでした

何故か一番にサメに食いつきましたw

おお!カブトガニがいましたよ!

動くカブトガニは初めて観た気がします

この形態で恐竜と共に生きていました

まさに兜の様な生き物です

カブトガニは名前からカニの種で食べられるんじゃない?と思われがちですが

実はクモやサソリに近い生き物だそうです

意外にも動きが速い!

シャッタースピードが追いつけなかったw

人間に慣れているのか?寄ってきてくれました

足はカニに似ているような、クモのような感じです

正面を向いてくれてサービスが旺盛ですw

ガラスに写りこんでいるサメの口が邪魔ですねw

恐竜と共に生きながら、恐竜は滅びカブトガニは生き残りました

カブトガニは体が小さい冷血動物で、少量の食料で生きられます

また、冬眠をするために、体脂肪を蓄えて1~2年間も絶食状態で生きられるそうです

そのような生態が出来上がっていたので

あえて“進化する必要が無かった”と言われています

おお!あもんの目の前で立ち上がり始めましたよ!

なんと、サービス精神旺盛なカブトムシなのだ!

正面を向いてくれます

良い写真が撮れなくて、ごめんなさい

カブトガニ自体を観るのも初めてなのに

禁断のカブトの中を観られるとは感動です!

おお!カブトガニが立った!!

小さな鋏角と5対の足、足に囲まれたところに口があります

ん?もしかして、威嚇されていますか?w

彼らは二人仲良く大人しくしていました

この一匹だけがあもんの前でパフォーマンスをしてくれました

もしかして、カブトガニの新たな進化なのでしょうか?

約2億年前から進化する必要のなかったカブトガニは

【カブトガニ博物館】で生き抜くために

28年前から、ひとつの進化をしたのかもしれませんねw

 

ということで、続きます