福山市を歩く34~“独特の雰囲気”を醸し出している【ゲタリンピック】をまた観ましょう!~の巻 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2018年9月16日

 

【あしあとスクエア】と【日本郷土玩具博物館】を観てきました

そろそろ、【ゲタリンピック】をまた観に行こうと思っています

【あしあとスクエア】の敷地内にはあもん好みの建物もあります

【旧マルヤマ本社】です

大正11年の建築物です

玄関の上にバルコニーを持つ本格的な洋館建築です

会社として造られたそうです

これだけの建物を造れる会社という事は

当時は大きく儲かっていたのだと思います

現代で言うと、超高層自社ビルを建てられる会社みたいなものだったのでしょう

現在は【まつぽっくり茶屋】として活躍しています

なんとも可愛らしい名前ですねw

マルヤマ本社は松永で木履製造・製塩業で栄えていましたが

下駄の需要減や塩田の廃止等の激動期を迎えます

昭和41年、先代が亡くなり新たに就任した社長は

ビニールサンダルを手掛け、後に履物の総合メーカーとして会社を再構築します

昭和53年、会社の創業100年を記念して

私財を投じて【日本はきもの博物館】を設立しました

日本唯一のはきもの博物館であることと

“企業博物館”の先駆けとして注目を集めたそうです

見事な石造建築物に見えますが

実は木造建築物で、壁をモルタルで仕上げています

石で造るより、“石のように木で造る”方が難しいと思いますが

松永町を支えてきた木材を使う事に拘っていたのかもしれませんね

さて、【ゲタリンピック】ことは忘れていません

無料シャトルバスに乗って次なる会場へ向かいます

おお!彼女たちは“ゲタリンガールズ”!

“カランコロンパーク”と言う会場に一緒に向かっておりますw

そこでは“ゲタとばし”の競技が開催されていました

参加費がかかりますが、賞金が結構な額です

ん?“日本下駄とばし協会のルール”とありますが、そんな協会があるのか?

協会が定めたルールです

日本全国で下駄とばしが開催されているのでしょうか?

えっつ!世界で開催されているの!?

ギネス世界一とかを狙える競技だったのか!

この競技は下駄に馴染み深い日本人が有利なのでしょうか?

そして、カランくんとコロンちゃんがいたことも驚きですw

結構飛ばしていますね!

下駄ってそんなに飛ぶのか?

速さと角度と飛ばすタイミングで20m以上も飛ぶのか?

世界記録は40m超え!!

これぞ【ゲタリンピック】!

記録保持者は日々トレーニングをしているのでしょうか?

みなさん、世界記録超えを狙い、下駄を飛ばしておりますw

ルールを守るために審査員がジャッジしています

結構シュールな世界競技ですw

こちらのお嬢さんは綺麗なフォームです!

きっと、生まれながら松永町のDNAをお持ちなのでしょう

良き下駄とばし選手に成長することを願っていますw

おっ!この派手な衣装は“チェリー吉武”さん!

舞台が終わって【ゲタリンピック】を観戦してくれています

えっつ!参加するのかっ!w

そういえば、チェリー吉武さんは

“変わった世界記録”を次々と獲得している芸人さんでした

この“ゲタとばし”でも世界記録を狙っているのだと思いました

下駄を飛ばした後に『うぉーーー』と叫んでいました

さすが、世界記録保持者!意気込みが違います

どうも、納得がいかなかったご様子でw

しかし、結果は22.83mで、この年の3位の記録です!

来年は世界記録を出せるように頑張ってください!w

さて、メイン会場に戻り【ゲタリンピック】最後の競技を観覧します

競技名は【巨大ゲタさばり】

“さばり”とは備後弁で引っ張ると言う意味で

総重量約1.7tの巨大ゲタを乗せたソリを綱引きのように引っ張り距離を競います

制限時間は30秒です


大人が大勢で思いっきり綱を引いています

しかし、この巨大ゲタの重さは半端なく、少ししか動きません

観客が応援する中、巨大ゲタはちょっとしか動きません

ろくなもんじゃねぇチームも巨大ゲタには敵わなかったw

 

さて、時間も時間なので、そろそろ帰ろうかと思ったら

一気に巨大ゲタを動かしたチームがありました!

なにやら、全員の力が一方向に向かった時に巨大ゲタは少し浮いた感じとなり

何かのベクトルが生まれたら一気に動くみたい!

動き出した巨大ゲタはスイスイと進み、観客からは大歓声でした!

そんな徹底的な瞬間を目の前で食いついてしまい

シャッターを押すのを忘れていた次第ですw

ドンマイ♪あもんです

また、いつか“独特の雰囲気”を醸し出している

【ゲタリンピック】を観に行くことにしましょ~

 

2018.9.23 島根県浜田市を歩くに続きます