広島県庄原市東城町を歩く18~【塩原の大山供養田植え】は重要無形文化財!~の巻 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

放浪日:2018年5月27日

 

国指定重要無形文化財の【塩原の大山供養田植え】を観に来ています

天狗の面を付けた“露はらい”が先導役とし、演者が行進をしています

これだけの人数が揃うとは!

村総出で4年に一度の【塩原の大山供養田植え】を盛り上げています

やはり、“露はらい”が村のリーダー的存在なのでしょうか?

もしかしたら、村長なのかもしれませんw

子供たちももちろん参加しています

次の次の供養田植えでは主役を演じなければいけません

早乙女は主婦層が多い感じでした

中高生の娘たちは遠くで母親の姿を見守っているのでしょう

4年に一度、村が全国的に注目される

そんな環境で育った子供たちは未来に何を観るのでしょうか?


門のような所を潜っています

この門は棚となっていて、左に神職、右に僧侶がスタンバイしています

神仏が挟んでいる珍しい門です


両者が祈祷することにより門が神域となっているみたいですね

供養田植えに清い心で参加するという気持ちで演者が潜っていきます

さて、広場を一巡して隊形が取れた時に“田植え踊り”が始まります

大仙供養田植えは“田植え踊り”から始まります

新たな主役級が現れましたよ

彼は“ささらすり”と言って、後に重要な役割を果たします

田植え踊りは田植え姿を舞踊化したもので

早乙女が歌いながら簡単な踊りの手ぶりの他、田で苗を植える所作をします

指揮をするのが“ささらゆり”で、滑稽な技を演じて観客を笑わせるそうです

普通の盆踊りとは少し違います

バーチャル田植えです

ちびっ子たちもママやばぁばを見て踊りを覚えます

男の子はお兄ちゃんやパパを見て太鼓を覚えます

“ささらすり”は怪しい動きをしていますw

国指定重要無形文化財があった村に生まれた人々

国指定重要無形文化財があった村に嫁いできた人々

子供は大人を見て文化を教わるという事が

重要無形文化財なのでしょうね~

日常では会話をすることのなかった人々

4年ぶりに会った人々もおられるでしょう

それぞれの無事と成長を確認する供養田植えでもあり

村人同志の絆を深めるのも供養田植えでもあります

それが重要無形文化財なのでしょうね~

“ささらすり”は怪しい動きですが、みんなをまとめているようですw

私たちが踊り継いできた文化を多くの人に観てもらいたい

この日本文化がどんな時代となっても日本の財産なのだと気づいて欲しい

それが重要無形文化財なのでしょうね~

“田植え踊り”が終わりました

供養田植えの会場に行って観ましょう

神社境内の階段がアリーナ席となっていましたw

ぐっだりしていますw

結構長い時間、アリーナ席を確保していたのでしょうか?

大丈夫でしょうか?

 

ということで、続きます