ぶちうまいじゃん!広島 その13 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

実食日 2021年5月4日

広島県廿日市市【丸忠】

 

広島市西部に“西広島バイパス”という高速道路の様な道路があります

バイパスは広島市内から廿日市市を経由して宮島まで続いています

そのバイパスの“宮内串戸”という地区に【丸忠】はあります

【丸忠】さんは広島の老舗ドライブインです

まだコンビニが無かった時代に24時間開いているドライブインとして人気がありました

人気があったのは、トラックドライバーや夜の若者たち

近くの商工センターや木材港で遊んだ当時の“走り屋君”や

“やんちゃ族君”などが深夜のお腹を満たすために集まっていたところであります

あもんにとっては遠距離ツーリングでも帰り道の目標でありました

いくら帰りが遅くなっても、【丸忠】まで帰れば一安心という目標でした

当時は西広バイパスが全線開通しておらず

ここがバイパス終点のインター降り口でありました

現在はバイパス終点が変わり

【丸忠】があるインターで降りる人は少なくなりました

“走り屋君”や“やんちゃ族君”も少なくなった現在でも

変わらず【丸忠】さんが活躍しているも、広島の誇りでもありますね

オープン席が配置されています

昔は全てがオープン席で真冬はぶち寒かった記憶がありますがw

お店は完全なるセルフサービス形式です

これは昔と変わっていない気がします

ある意味、気を使わなくて良いですよね

肉天うどんをチョイスしました

【丸忠】と言えば、うどん

寒い冬の深夜に食べた“丸忠のうどん”の美味しさを広島人は覚えているのですw

お茶は何故か“薬草茶”でした

この薬草茶が帰りの車で大量の発汗を促してくれましたw

うう~懐かしい

学生の頃は貧乏だったので、肉天うどんが食べられませんでした

懐かしいのは“とろろ昆布”です

昔のうどんには主役級に入っていましたが

現在では脇役にも登場しないことないですか?

出汁は変わらず“薄目”でしたw

当時は出汁の美味しさを求めていたのではなく

“うどんの暖かさ”を求めていたことを思い出しましたw

暖かさを増せる為には大量の“七味”を使います

若気の至りか、真っ赤な素うどんが美味しく頂けましたからw

やはりこの薄い出汁に濃いとろろ昆布の塩気が最強タッグだったのでしょう

この最強タッグに育てられた広島人なのでありますw

正直言って、讃岐うどんの様な麺のコシはありません

大阪うどんの様な出汁の深みもありません

だけど“あの昭和の味”は令和時代でも残っていました

ドライブイン消滅が多い現代であっても

多くのファンが訪れ、潰れないお店の理由でしょうね~

ラーメンは隣のブースへ

ラーメンがあった記憶はありませんでした

ラーメンブースの隣はタバコ販売ブースでした

タバコ販売ブースも令和で消えゆく光景なのでしょうかね?

トイレには30円の化粧紙自販機が!

30円を入れようかどうか迷いましたが

昭和時の若さが無くなっていたので、遠慮していましたw

隣接する県道からはウェルカムゲートがありますw

何故か建物の下を通って駐車場へ

初めて見る人はラブホかと思うかもw

ドライブインとしても仮眠は禁止ですw

そして、壁の落書きも禁止w

昔から“やんちゃ族君”との付き合いが長いこのお店ですからw

 

 

実食日 2021年5月16日

広島市中区八丁堀【肉のますゐ】

 

広島県に2回目の緊急事態宣言が施行された日のお昼に

広島市を歩いて観ました

お酒を提供していないお店でも休業をしてくださっているお店も多々ありました

【肉のますゐ】さんは

営業時間を短縮して営業してくれていました!

【肉のますゐ】さんは昭和31年創業の洋食屋さん

多くの広島人の胃袋を育ててくれた老舗屋さんです

ガッツリ対策ありがとうございます!

精肉店の横にあり、新鮮過ぎるお肉を提供してくれるお店です

昔から広島人以外にもファンが多いのが分かる色紙の色でしょうw

このお店の一番人気はやはり、サービスランチ380円

以前は350円で提供されてくれていますが、30円ほど値上げしましたw

もっと、値上げしても誰も文句は言わないでしょうけどw

“特ランチ”を注文しました

カツレツ、プレスハム、オムレツ、ハンバーグのラインナップです

これを広島人は“大人のお子様ランチ”と呼んで親しんでいるのですw

初めて食べても何故か懐かしく

一度食べたらまた食べたくなる

“大人のお子様ランチ”ですw

揚げ物は隣接する精肉店で出る自家製のラードで揚げるという拘りです

実は、カツレツの下には蒸キャベツとポテサラが潜んでいます

ポテサラの味がこれまた中毒性のある味なのは秘密にしておきたい所w

世には数えきれないほどの卵料理があり、美味しい料理は沢山ありますが

このふわトロが卵料理のふるさとになっているのが、広島人ですw

よって、広島人は卵料理に厳しい性格に育っておりますw

↑あもんの勝手な妄想ですよ~

『これよ!この味よ!』と広島人が唸るのはこのソースのお陰です

ソースは隣接する精肉店で残った高級和牛の切れ端や骨を煮込んで作られています

お肉よりお肉の旨味が含まれているソースです

さらに料理で使った野菜の残りも煮込んでいるところが秘密処なのでしょう

ソースの味はパンチ力がありません

とても優しく懐かしい味がします

それは、遠い田舎で一人暮らしをしている時に思い出す“母親の様な味”で

年に数回は帰省を考えるように広島人は育てられているのですw

ちょっぴり塩をかけて戴いてみました

反抗期を迎えた息子にも母親は変わらず優しさを与えてくれいるようでした

このコロナ渦でこんちくしょうが沢山あるとは思いますが

いつまでも優しい味を提供してくれているお店に感謝しています!

 

ということで、続きます