岡山県津山市を歩く39~世にも珍しいドイツ壁の洋館をガン観しよう!~ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2018年4月30日

 

津山市の【城東重要伝統的建造物群保存地区】をニヤつきながら歩いて観ています

 

明治初期から銀行で活躍していた【旧梶村家住宅】を観ています

敷地内には主屋の他に庭園、座敷、茶室、蔵など8棟を配しています

時代を超えて増改築している建物が存在しています

江戸、明治、大正、昭和時代の建物が敷地内に配しているという珍しい住宅でもあります


敷地奥にあった【洋館】です

大正時代に増築された建物です

建物内は公開されていなかったので、外観を観ましょう

当時でも珍しかったであろう外装仕上げです

『これは凄いぞ~』と思わず呆然としてしまいましたw

現代でも見られない外装ですね

これは“ドイツ壁”という外装です

左官技術のひとつですが、左官さんはモルタルを塗っているのではありません

モルタルを壁に投げぶつけて重ねる工法です!

この凸凹な仕上げにより立体感が生まれ

小さな建物にも迫力が出てくるものです

一定の厚さで平坦に塗るのも左官技術のひとつですが

この様な凸凹を敢えて作るのも素人にはできない左官技術なのです

木造構造と重なり合ってこの重厚感が出来上がっております

えっつ?ジュエルリング??w

これがドイツ風なのかどうかは不明ですw

塀にもドイツ壁

敷地内のこの一角だけに広がるドイツですw

『ドイツって何の国よ?』と言いながら造ったのでしょうねw

何が基本なのかが分からなかったでしょうから

『ドイツってどんなんよ?』と言っていたのでしょう

『ドイツってどいつんだ?』という駄洒落が生まれたのはこの時期かもしれませんw

初めて観るドイツ壁をガン見していますw


むむむ!カタツムリが脱皮している!

カタツムリって脱皮するの?

カタツムリはブロック塀なども食べるみたいですから

ドイツ壁を食べて成長した世にも珍しいカタツムリでしょうねw

さて、お次は大正時代に増築された【東蔵】へ入って観ましょう

白壁が良い感じに汚れていますね

やはり白壁は汚れが付いてなんぼです

中は公開されており、展示室となっていました

棟方志功ですか?

彼は青森出身のはずですが?

棟方志功は津山市と深く交流があったみたいです

頻繁に津山市や美作地方を訪れていたみたいです


この地方に彼の作品が100~200点も保存されているみたいです

棟方さんも津山ラブだったのでしょうね~

遊女とも菩薩とも観える女性

うん、奥深いですね~


当時の写真展もありました


今と変わらない建物たち


このまま永遠に保存されていくことを希望します

おお!熊本と九州を応援する展示がありました!

張り子です

お化けがアカんべーをする玩具です

弱そうな相撲玩具w

見つめるだけで福が来そうな人形です

クスッと人形がありましたw

日々、仕事で疲れて帰ってきた時に

彼が玄関にいたら、『今日も良い一日だったな~』と思うでしょうねww

 

ということで、続きます