岡山県津山市を歩く38~【城東むかし町家】であもん的な一風変わった建物観察をしよう!~ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2018年4月30日

 

津山市の【城東重要伝統的建造物群保存地区】をニヤつきながら歩いて観ています

明治初期から銀行で活躍していた【城東むかし町家】を観ています

梶村さんは銀行業務を行いながら県会議員として県政に貢献しながらも

和歌を得意とし、美作地方の歌壇の発展にも尽くした方でした

梶村さんの息子さんもガス会社や製紙会社などの経営に活躍したそうです

素敵障子が張られているではありませんか!

幾何学模様の障子は珍しい

障子は太陽光を淡い光に変えて心落ち着かせる役割もあります

この障子を見つめていると、逆に何か頭が混乱しそうです

しかし、この混乱が癖になる可能性もあるでしょう

お金を借りる立場としては冷静に返却を考えながら借りなければいけません

この障子の前に要望より多くの大金を積まれると。。。

これが梶村さんの作戦かもしれませんw

ふと我に帰ろうと、庭を眺めても幾何学障子!

もう、迷宮に入ったようなものですねw

線は全て繋がっています

これだけ寄り道があっても、全ては繋がっています

お金もこれと一緒だよ

と、説得されたのでしょうねw

確固たる信念を持っていそうな賢人でも

信念を支えているのは迷いでもあります

この扉を開かずの扉とすることはできるのでしょうか?

遠くであの扉が閉まっています

あの扉を開けるのは僕でしょうか?あなたでしょうか?

どうやら僕は諦めたらしい。。。

まだ他人が創った空間で居心地よく生きたいらしい

他人の創った世界ではお気楽さ

ここで寝転んでも誰も文句は言わないから

創る側ではなく観る側で生きるのがお気楽さ

隅を突っ突き好き勝手言っていればいいからさ

創れなければ、創らなくていい

創ったものに自分の考えをちょっと加えるだけで楽しいからさ

ん?旅日記がいつの間に詩になっている?

昔はよく、こんな感じで詩を綴っていました

あらゆる観点からモノを観て

あらゆる観点から言葉を綴っていく

正直、自分でも何が言いたいのか分からない時も多々ありましたが

それはそれで、当時の自分の精一杯の表現だったのだと

数年後に読み返してクスッとしています

敢えて遮ってこそ観える美しさを探す視点です

美しさは人それぞれだから、自分の視点で探せばいいのです

観光雑誌に載っている光景は単なる他人の感想ですからね

襖もよく観たら豪華絢爛です

襖は普通軽いモノですが、重厚感を感じられます

いとも簡単に部屋を遮ることはできないという思想ですか?

この柄を四角と観るか?菱形と観るか?

どう観てもそれは、正解

それが個性だからです

うっつ!痛々しい光景が!!

人が気づかない裏側に衰退が存在していました!

これは観なけば良かった~と一瞬思いましたが、ガン観しましたw

『へぇ~こういう造りになっていたのか~』と方向転換していますw

基本は縦が前で横が後ろ

だから縦の方が衰退が早いということですか

どちらの人生が正しい人生なのでしょうね?

 

ということで、あもん的な一風変わった建物観察でしたw

続きます