岡山県津山市を歩く28~1991年に廃線となった【同和鉱業片上鉄道線】は廃線にはなっていなかった | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2018年4月30日

 

廃駅となっても生き生きとしている【吉ヶ原駅】を観ています

町の人々の愛情が深く感じられ、喜んで生きている駅だと思います

そして、このドヤ感!!w

『はい!どうぞ!』と言ってそうですねw

当時のままで保存しているところが町民の愛情ですよね

建物は新しいコトが全てじゃない

未だに宣伝してくれていることが、総合視力センターも嬉しいでしょうw

天井には遊び心がありました!

眺めているだけでワクワクしますよね

ホームに出てみました

当たり前ですが、入場券は要りませんw

石造の改札口

とてもレアな存在で、かつ永久保存可能な存在でしょう

この改札から未来が始まり、郷愁が始まっていました

切符はここで切られ、回収されていました

様々な人生スイッチの証を切符に込めた場所でもありますよね

えっつ?廃駅なのに時刻表?

月一で保存会が運行しているみたいです

どうりで、【吉ヶ原駅】がこれだけ元気なわけだ!

そして駅構内には計11両の輸送用貨物や客車車両が“動態保存”されているのです

初めて観た車両ですが、懐かしいのは何故だw

動態保存している方々に人も車両も感謝しているでしょう

ホームも月一の活動があるので、まだ生き生きとしています

朽ちながらも生き生きとしています

まだ生き生きとしているホームなので、ちゃんと踏切を渡りましょう

残念ながらこの日は月一の日では無いので

駅と車両はお休み中です

車内には入れませんが、覗くことは自由みたいです


ちっちゃく注意喚起!

でも、しっかりと書き直しております

何度も何度も塗り重ねた感が良い感じですね

人も車両も年を重ねると塗りが厚くなるってわけかw

こちらは指定席でしょうか?

エレガントに年を重ねている感がありますね

こちらは自由席ですか?


奥に少しの吊革がありました

電車は今より需要が少なかったでしょう

その分、希少価値が高かったモノで

『やった~~今日は電車乗るぅ~~』と

ちびっ子の声が聞こえていたのでしょうね

1991年平成3年、岡山県備前市から柵原町(現美咲町)までを結んでいた

【同和鉱業片上鉄道線】が72年間の歴史に幕を下ろしました

この鉄道は鉄道ファンからも人気が高く、廃止は大変惜しまれました

これらの鉄道文化遺産と呼べる貴重な車両を保存する動きが高まり

集まった有志により平成4年に結成されたのが【片上鉄道保存会】です

その後、この一帯は【柵原ふれあい鉱山公園】として生まれ変わり

【吉ヶ原駅】は公園入口として現役使用されている建物でした

あもんはこの駅を廃駅とは言わないし、この路線を廃線とは言いません

だって、今でも多くの人々がここで笑顔になっていて

建物も生き生きとしていましたから!

そして、あもんが大好物な資料館が先に見えていました

 

ということで、続きます