放浪日2018年3月25日
2018年3月31日 広島県三次市と島根県江津市を結ぶJR三江線が廃線となりました
三次江津間輸送1日5往復で、4,5時間かかる路線です
昭和5年に三江北線として半分が開通し、昭和50年に全線開通となって以来
様々な論議がありましたが、遂に廃線を迎えてしまった三江線です
廃線になるという事は“昭和に建てられた駅が無くなる”ということ
どのような速さで駅が閉鎖になるかが不明だったので
なんとしても、運行終了までに三江線の全駅を観てみたい!ということで
三江線全駅を車で巡るという旅を初めました
三江線廃線に反対している方は『何をいまさら。。』と思われるかもしれない
本当の鉄道ファンからは車で駅を巡るのは邪道なのかもしれない
だけどあもんは、あもん流で去り行く建物に『ありがとう!』と言いたいのです
あもんが三江線に目を向けることになったのは廃線路議論が新聞に取り上げられてから
それまでは、本当に鉄道が好きな方が乗って楽しむローカル路線として活躍していました
あもん他多くの旅人は正直、島根県に行くのは車で行ったほうが便利なので
三江線に乗るという選択肢は無かったのだと思われます
あくまで、地元の方々の移動手段として運行されていた三江線
地方の過疎化問題が結果となって出たということでしょうね
そして、驚くのは“今さらながらの三江線フィーバー”です
メディアで多く話題となり、あもんの様に“無くなる前に見ておこう”という旅人が増殖しました
結果、休日には満員電車状態という前代未聞の現象が起きていました
三江線にとっては嬉しい事ですが、本音を言うと、
『もっと早く!いっぱい乗ってくれたらよかったのに!』ということでしょうね
この日から1週間後に三江線は廃線となります
あもんのありがとう!はどこまで三江線に届くのでしょうか?
可愛い、石見えみちゃんにも会えましたしw
三江線三次駅~江津駅間の駅数は33駅、全て無人駅となっております
2017年11月に三江線【三次駅】から【浜原駅】まで巡り、一日では全制覇できなかったので、【粕淵駅】から【江津駅】を再チャレンジしています
この日は【粕淵駅】から巡ってみましょう
とても立派な駅で驚きました
商工会議所と一体となっているみたいで
三江線廃線後も存続してくれる建物でしょう
ラストランイベントの開催予定
最後の勇姿を見届けて貰えたのでしょうね
まだまだ新しい駅です
列車運行が無くなってもまだまだ活躍してくれるでしょう
【粕淵駅】の開業は昭和12年
昔から立派な駅みたいなので、このエリアの主要駅だったと言えるでしょう
観光名所“三瓶山”の玄関口としても活躍していました
何故か大阪万博へのチケットがw
この駅からワクワクしながら旅をしたのでしょうか?
上下線とも1日5本で、そのうち1本は終着駅まで行かないという過疎ダイヤです
この時、線路は1本ですが、かつては2本線路が通っていたみたいです
この光景も現在ではもう観られなくなります
ホームの花壇に何やら絵が描かれていますよ
ゆるキャラ?
ちょっと、きもキャラ入っていませんか?
可愛らしく花で飾っても、やっぱりw
“みさ坊”と言う美郷町のキャラだったw
イノシシがキャラクター化したのでしょうか?
それより、イノシシがカヌー漕いでいるのが凄いんですけどw
ホームの待合室に潜入してみました
利用客が多そうな駅なので、多くの想い出が積もっている場所でしょう
待合室の壁には小っちゃく落書きがw
勝手な妄想ですが、恋する女子学生の落書きでしょう
悲しい別れがあったのですか~
男女の別れに都会も田舎も関係ないものです
うん、よかったねw
田舎の女子高生は純粋で可愛らしいw
どんだけ失恋が多い駅なんですかw
もしかして、失恋落書き駅としてスポットなのですか?w
なんの勝負なのか気になるww
彼氏を取られた女子との対決でしょうか?w
よく分かりませんが、ファイトです!!
【粕淵駅】の別名は【神武】
このように三江線の駅は全て神楽愛称が付いています
駅の向こうに鉄道橋があります
廃線になるので、あの鉄道橋も撤去となるでしょうね
駅ノートがありました
結構攻めているメッセージがありますね
ロバさんの言う通り
もっと早く、もっと多くの人に知られていれば、変わっていたかもしれない
マニアックな情報がw
駅名のほうが正式な文字らしいです
初めまして!
もしかしたら、ファンなのかもしれませんw
ケンさんの絵にも出会えましたw
石見えみちゃんを可愛らしく書いてくれています
三江線の駅を巡っている旅ではありますが
別路線でケンさんの絵を探す旅にもなっておりますw
そういえば、廃線となった後の駅ノートはどうなるのでしょうね?
ということで、【粕淵駅】さん、立派な駅であって、ありがとう!
これからのご活躍も期待しています!
続きます