放浪日:2018年3月18日
八幡浜市ある【黒い商店街】と【銀座商店街】を歩いています
商店街フェチにとってはとても楽しい歩き旅となっていますw
八幡浜まちなみミュージアムというものがありました!
アーケード商店街以外にも見どころが、まだあるのですね!
一見、見落としがちですが、凄い建物がありました
昭和7年築の擬洋風建築物でしたか!これは凄い!
窓などは改修している感じですが、凄い所はしっかりと残しています
見事な腕前で!
左官職人の昭和初期の技でございます!!
“洗い出し”という技法です
コンクリートの表面を洗い出すという珍しい技法です
木に隠れた所にスクラッチタイル
あの帝国ホテルに使われ、流行ったタイルです
ひっかき傷の様な装飾が特徴的です
八幡浜市は建物フェチも興奮する所でもあります
大きなお屋敷がありました
雨戸が一枚コテンとなっているところが可愛くないですか?w
歯医者さんでしたか!
看板がこれまたオシャンティーで!!
昭和21年作の看板ですか
彫塑家と和尚さんのコラボとかレア過ぎるw
彫塑とは彫刻の原型となる塑像を造る人のことです
これまた凄い逸品です!
もう芸術品として美術館に納めたい!w
そう書くか!って感じですね~
よく見ると違う気もしますが、これは歯という文字です!
呪文のようになっていますが、これは医院という文字です!w
こちらの蔵も年季が入っていて惹かれます
何世代もの落書きを引き受けたのでしょうか?
ここまでよく頑張ってくれました!と称えたいw
こちらも年季を感じる建物
八幡浜まちまみミュージアムのひとつでしたか
新たに生まれ変わっている途中でした
かなりの存在感とオーラを感じる建物です
老朽化は否めませんが、色褪せない昭和の情熱を感じます
壁のひび割れから雑草が!!
これまた珍しい光景です!
雑草も凄いが、耐えている建物も凄い!
ん?壁から飛び出ているのは何でしょうか?
シャッターが閉じているとこは搬入口っぽいぞ
ちっちゃいクレーンが装備されていました!
これまたレアな光景ですよ!
この界隈の世界観も凄いです
かつての繁栄が色褪せながらもオーラを出しまくっています
何が凄いって、この存在感
まるで老朽化が色気と艶を出しているみたいです
建物を愛し続けていると、艶やかな世界観を出してくれるんですよね
どうやってこの世界観を造るのかは謎ですがw
かつては“伊予の大阪”や“四国のマンチェスター”と称されていた八幡浜市
近年は“衰退都市ランキング”で全国4位になるという結果にもなりましたが
ここからは進化していくしかない!と生まれ変わっています
今後の八幡浜市に期待して、次の町歩きへ続きます