放浪日 2018年2月18日
旅は8割方満足できれば成功である
期待と現実のギャップを体感するのが旅の面白さではあるが
100%の欲求を満たすことは出来ないのも、旅の面白さである
雨が降ったり、時間が足りなかったり、旅先で諦めるというのも旅の面白さである
そこでは、『また、ここに来よう』と思えるからであって
8割方の満足で旅を終え、また明日、新たな旅の期待をする
それが、旅の醍醐味である
あれは、2015年の冬であった
あもんは是非とも会いたかった偉人がいた
長岡外史である
誰もが度肝を抜くインパクトをお持ちの偉人である
長岡外史の像が山口県下松市笠戸島にあると聞き、行ってみたのだ
見事に絶賛工事中でしたww
そしてその旅は遠くから長岡外史を見つける旅に方向性が変わりましたw
遠くから見ても、あまりにもチャーミングで
後にあもんは、外史君と呼ぶほど近づいていましたw
遠くからしか見れなかったので、愛おしくなったのでしょうねww
ということで、2018年にリベンジをかけて笠戸島に再来してみました
笠戸島へ架かる【笠戸大橋】です
見事に真っ赤なトラス橋ですね~
トラス橋とはどこかから引っ張るとか吊るとかの構造ではなく
その形だけで力を分散し外力に耐え続けてる優秀な橋であります
四角と三角と曲線は意匠的な形と思われますが、これは全て構造計算で出来た正しい形なのです
『これを一本無くそうか~』とか言っていたら理論は崩れ、橋も崩壊してしまいますから
橋を渡るテンションはこの時ぐらいから揚がっていきます
『来た来た来た~』
『うぉーー渡ってる~~』『橋の端から端まで渡ってる~』
と、おっさんダジャレを言ってしまうぐらいテンションが揚がりますよね~w
はい。念願の【外史公園】は再オープンされていました
あれから3年間の期待が今、体感できます
外史君の背中w
小高い丘を登るたびにテンションは揚がっていきます
背中からでも、一目で分かる外史君のヒゲww
外史君、こんにちわ~
会いたかったよぉ~~
外史君は山口県下松市の生まれで
明治時代に陸軍士官学校と陸軍大学校を卒業しいます
日清戦争では大島混成旅団の参謀を務め
その後、陸軍少将となり、大本営陸軍部参謀次長、軍務局長と陸軍中将に昇進しているエリートです
外史君の特徴と言えば、長い髭であります
シベリアを旅した時に寒さ対策として伸ばし始めた髭なのですが
偶然目にした米国紙に載っていた髭の長い人物に対抗意識を燃やして伸ばし始め
さらには世界最長の髭を持つドイツ人を越えようと
日々ツバキ油を塗って熱心に手入れしていたそうでw
諸説あるようですが70センチ弱までいったのは確実のようです
人呼んで「プロペラ髭」と言います
きょとんとした目w
意外と可愛らしい目をしていたのですねww
飛行機好きだったらしいw
いや、マジで髭をプロペラに飛ぼうと思っていたかもしれないw
外国人からも人気だったらしい
外史君は軍人でありながら、“航空の父”とか“スキーの父”とか呼ばれています
その業績は航空機やスキーを軍事利用にとどめず、民間に広めたということです
誰よりも、飛行機とスキーが大好きだったのでしょうねw
しかし、偉人であるということは間違いない
あもんもきちんとリスペクトしていますよ
お風呂上がりの外史君も観たかったですがw
プロペラ髭はどうなるのでしょうか?w
それにしても、よく造ったなw
石造りなので、髭を掘り堀り造ったのでしょう
外史君が観ていた光景です
ここまで綺麗な瀬戸内海を一生眺められて、幸せですね~
穏やかな時を刻む笠戸島
多忙であった人生だったので、ここでのんびりとして頂きましょう
おお!あれは、2015年に外史公園が見れなかった代わりに見つけられた謎の恐竜像では!
よく見たら、橋だったのですね~
あの時も橋を渡ったけど、恐竜が面白くて忘れていたわw
恐竜と笠戸島のつながりは不明です
ちびっ子が恐竜に食べられそうww
意外にも人気がある橋だったのですねw
ということで、続きます