あもんの最近旅2019年12月 奈良県郡山市③ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2019年12月15日

放浪場所: 奈良県郡山市

写真撮影枚数:579枚

 

奈良県郡山市が運営している遊郭建築物【町屋物語館】をじっくりと観ています

3階の階段を上がった所です

3階は2階より高料金だったという噂があります

3階に便所があるというのは、大正時代は珍しかったそうです

しかし、水を3階まで上げる技術は当時無かったので

使用人がバケツで流していたというw

室内にガス灯があるではありませんか!

当時初めてこの建物を訪れた人は異空間を観る思いだったでしょう

各部屋の入り口上に開口があります

寒そうですが、なぜでしょう?

これは、遊郭建築物の特徴だと思われます

遊女の安全確保の為に、完全密室にはしない仕掛けでしょう



床柱が“磨き”と“皮つき”で部屋ごとに交互に配置されています

何故なのかは不明だと言っていました

当時の設計者の遊び心だったのでしょうか?


3階へ上がる大階段がありました

遊女と一緒に階段を上がるサービスとかあったのかもしれませんw

蓄音機で音楽が流れていた店内

高いお花代を払ってくれる客人へのおもてなしでしょう

!なんですか!これは?

あもんの予想だと、ストーブだと思われます


!なんですか!これは?

各部屋の入り口に設置されています

ちょうど良く壊れていたので分かりました!

電気のスイッチなのでしょうね

これは、ガスコンセントだそうです!

当時では珍しい全部屋にガスが引かれていました

しかし、配管が小さかったので、流れるガス量は少なかったらしいです

大正時代の電気スイッチ、ガスコンセントとか珍しいですよね

これは、下宿宿時代の痕跡でしょう

各部屋にメーターが配置されて電気料金の目安としたのでしょう

これも、下宿宿時代の痕跡

カギは後付け南京錠でした

入り口扉の部屋側に当時の痕跡を発見しました

昭和45年の新聞番組欄

“ダンプかあちゃん”というTV番組が放送されていましたw

これは?何かの雑誌の切り取りでしょうか?

そうそう、昔は好きな女優を切り取って張っていたわw

SNSの無い時代

ゲットできる情報は少なかったけど

少なかったら大きな妄想幅があって、楽しかったけどw

“結核防災デー”があったみたい

この当時も3密商売は命懸けのお仕事です

いつかの落書きを見つけてテンションアップ!w

達筆過ぎて解読できませんでしたけどw

素朴だけど立派な神棚

建物のガラスは“大正ガラス”です

95年間割れたことがないとうから強いのかもしれません

現在は生産ラインが無いので、もし割れたら普通のガラスとなります

いつ時代の消火器でしょか?

もう確実に活躍しないと思われますw

再び玄関から建物を観てみました

玄関横のこの部屋は“客引控室”でありました

金魚が泳いでいた玄関です

なぜ、この位置に鏡が設置されているかと言うと

壁に張ってある写真が鏡で見れて

“店に入らなくても確認できる”仕掛けなのです

 

店に足を踏み込んだら、おばちゃんに引き込まれるからでしょうか?w

 

続きます