あもんの最近旅 人生初の海外旅編23 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

18歳で旅を覚え、ハマりハマって、もう27年

多くの旅人と話をする機会があるなかで、海外旅の話もよく聞いていました

小さな島国日本を旅をするよりか、大きな世界の方が魅力がある!

海外旅経験者はそろってそう伝えてくれます

あもん的勝手な旅理論では

『小さな島国日本だけど、世界に負けない魅力がある!島国の宝物を全て観て知ってから、世界に旅立つんじゃ!』と生き込んでいました

もう一つの理由は『海外を旅し始めたら、一生日本に帰らない気がする』というのもありますw

そして“島国の宝物”を見つけ始めて27年、まだ、全てを観て知ることには達していませんw

2019年秋、あもんは何を思ったか?海外旅を急に決意!理由はよく分かりませんw

あもんも良いおっさんなので、初海外でひとり旅するほど勇気が無かったので、ツアー旅行ですw

 

放浪日20191124

ツアーの最終目的地である、世界遺産の【ヴィース教会】で大興奮していますw

この建築様式はヨーロッパの最高傑作と言われている“ロココ様式”

煌びやかな世界観に吸い込まれそうw

 

“ロココ様式”はフランスが発祥の地で、語源は“人工洞窟の貝殻装飾”だそうです

ドイツのロココ様式は後期バロック様式の要素も入っており

フランスの様式とは少し異なった様式だと言われています

“バロック様式”が石の素材色を用い、伝統的、保守回帰的で躍動感のある男性的な豪華さが特徴だったのに対して

“ロココ様式”は貝殻模様という新たな装飾により、白と金が多用され、女性的な鎮静的、繊細さなのが特徴です

それらが混同して、“ドイツ式ロココ様式”とも言われているのです

そして、観る人によっては

道徳や理論から外れてでも美を極めるという“耽美”を感じるでしょう

さらに、観る人によっては

目鼻耳下皮膚で刺激を受ける“官能”をも感じるでしょう

 

“天から降ってきた宝石”とも呼ばれる天井画です

色んな意味で眩しいですね

 

白と金色が主張する内装ですが、教会内はほんのり暗いのです

みなさん、この不思議な空間ではしゃいでおりますw

様々な想いを込めて祈っておられます

全てをあからさまにしないテクニック

それが、美の真骨頂なのでしょうか?

光と影が存在するから、浮かび上がってくる“あるモノ”があります

“あるモノ”を浮かび上がらせるためにライトは不要です

光と影があれば、それぞれが本当に観たい“あるモノ”が浮かび上がってきます

それは、光だけがあっても見えません

もちろん、影だけがあっても見えません

そして、実際に自分の目で見て感動をしないと、見えないのです

光と影と感動が人生観には必要なのだと分かりました

1738年、とある農家にとある修道士が彫ったと言われる“鞭うたれるキリスト”の木像を持ってこられました

彼らは祈りを捧げるためにベッドルームに安置し、キリスト復活祭の前日の巡礼で使用されました

しかし、この“鞭打たれるキリスト”のキリスト像が鎖に繋がれ、血を流しながら鞭打たれる様が余りにも残酷だという事で屋根裏部屋に放置される事になりました

そこで、それを哀れに思ったあるお方が、屋根裏部屋から出し祈りを捧げた所

祈りの最中にキリスト像が涙を流したと語り継がれています

【ヴィース教会】は建設後、この“鞭打たれるキリスト”を安置すると決定したそうです

 

この伝説は“ヴィースの涙の奇跡”として語り継がれています

ドイツの観光マップ事情

大きなタオルに描かれている日本人には懐かしい逸品ですw

なんですか!これは?

何の自販機?

記念紙幣や記念硬貨の自販機だったと思います

 

続きます