放浪日:2017年8月26日
人にはそれぞれ、理由が分からないけど好きな場所があります
あもん的にはそれが大阪京橋です
本日は、以前から気にはなっていたが、『ボッチおっさんで行ってはあかんやろ~』という先入観から遠慮してきたラブホ【ホテル富貴】に泊まることにしました
本日は301号室、その名も“武家”に泊まっています
落ち着くのか落ち着かないのかよく分かりませんが
あもん的には鼻血が出そうなぐらい大好物な光景が広がっておりますw
もう、このこだわり感が完璧で、同じ建築屋でありながら、天晴れと思っています
さて、ここは武家屋敷の門の前でしたw
ひとつ深呼吸をして、武家屋敷に入ってみましょう
門を潜るといきなりTVが!
『ここにあるんかい!』とツッコみましたが、このラブホではそんな重要な事ではないみたいです
【ホテル富貴】は古いラブホなので、冷房設備はあれど、補助的に扇風機も設置されていました
奥にあるのが起き型の冷房設備です
古い設備なので暑いか寒いかがはっきりとしていて、微調整には扇風機が必要でしたw
さて、ベッドルームを見る前にお風呂を覗いてみましょう!
これまた、素敵なガラのタイルでした!
浴槽は古さはありますが、清潔感のある感じです
梁と天井に豆タイルを張る贅沢さ!!
現代ではタイルは剥離の可能性があるので、天井に張ることはありません
しかし、現代でもしっかり付着をしているということは
当時の仕事がきちんとされていた証拠です
昔の職人さんは儲けより、いいモノを残すという仕事をしていたんですよね~
現代でこの豆タイルをしっかりと張れる職人さんはいるのでしょうかね?
ちなみに、あもんが天井にタイルを張る設計をしていたら、断固として反対をしますがw
現代で自分が成し得ないからこそ、凄いと思う昔の技術
どの分野でも日本の技術は進化をしていますが
“こだわるトコロ”が今と昔では全然違います
昔の日本技術は現代人では真似できないトコロも多々ありますよね
!!なんですと!!ラドン泉ですと!!
大阪京橋で温泉が味わえるとは驚きです!
ゆっくりのゆの字が強調されているのがクスッとポイントでしたw
脱衣室も一応、武家屋敷の外だそうですw
トイレはこんな感じです
壁タイルが普通だったので、何故かガッカリしましたw
さてさて、この部屋のメインとなるベッドルームを覗いてみましょうか!
一応、この部屋の仕様で言うと、武家屋敷の中となります
これまた、素敵な感じでw
例えようが無いぐらい新鮮で強烈ですw
塀の内側は一面鏡張りとなっておりました
これは、ラブホならではの仕掛けでしょう
ここであもんが食いついたのは鏡に日本画が描かれていること!
これは、凄い!!
多分、エッジングと言って、鏡に傷を着けながら描くのだと思いますが
凄く手間暇がかかって、かなりの職人の技が必要だと思われます
これぞまさに、武家!!
庶民では味わえない贅沢さでしょう!w
ここまで凄い芸術品は初めて見ましたよ♪
初体験がラブホ【ホテル富貴】だとはw
そのボカシが水墨画のように美しいです
これも、ラブホならではの仕掛けでしょうか?w
えっつ!?車輪がついている??
なんでですかーーw
しかも照明によりエロスさえも感じるw
武家の皆様のベッドには車輪がついていたのでしょうかね?
ベッド自体が動くのか?と思いましたが、動きませんでしたw
上を見上げると照明が良い仕事をしていましたw
天井の鏡張りはラブホならではの仕様でしょう
ベットに寝転び、素敵照明を眺め続けます
まさに、武士になったような気分となりましたよw
続きます